見出し画像

パッケージで気づく日本のすばらしさ

今日も朝から晴れてて、ベランダの向こうもはっきり、くっきり見えている。自分でもしつこいが、なぜ調停の日だけがひどい濃霧であったのかが納得いかないけど、もう神様の意志なんだと自分に言い聞かせる。


さて、海外に出てから日本の良さを実感する人は多数だと思う。
それは日本の整備されたインフラかもしれないし、
美味しい食事かもしれないし、
清潔さにおけるレベルかもしれない。

私も上記すべてにおいて、再認識している最中であるが、その一つに「日本のパッケージのすばらしさ」をあげておきたい。

日本のパッケージ(特に食品の)は素晴らしく、密閉されているのに、開ける時はスムーズだったり、一度ですべて食べきれない様な食品は、個包装されたり、残った分を保存しておくように考えられていたり(カレールウとか半分づつ保存できるようになってますよね)、その上かわいかったりと、至れり尽くせりだ。

インドに来て数年が立ち、海外の資本も参入したり、インドのメーカーも改善を重ねているからか、以前よりパッケージのクオリティは上がってきているとは思うが、やはり日本には遠く及ばない気がする。

例えば、ヨーグルトとかスパイスの密閉されているアルミ(や紙)の蓋と開けようと思うと、きれいに開かず、真ん中でびりびり。。。と敗れてしまったり。地味に萎える。

これ、イラっとするんです。。

使いきれないことを想定して、蓋を閉めれるようにデザインされているパッケージは、きれいに開かないので、結局そのパッケージを使って保存することができない。

こうやって、蓋を閉めて保存しておけるようにデザインされているのだが・・・
まず蓋がきれいに開かない(笑)

そして、一番「なんで?どうしてそうなる?」と思うのは、
「パッケージの箱に、内側の袋をくっつける」だ。どこにいいことがあるのかが分からない。(笑)

昨日はチーズを買ったのだが(ピザ用チーズかと思ったら、プロセスチーズだったことにもまたイライラ、笑)、見ての通りパッケージの箱に、プロセスチーズを包んでいる内部の袋がくっついている。この状態でどうやって出せと言うのだ。

外の箱と中の袋がくっついているので、パッケージを破らないと中のチーズが出てこない。
なんでこのパッケージデザインにOK出したの・・。

スパイスのパッケージなども同じ様なデザインだが、スパイス(粉状)は出てくるからまあいい。でもなぜ、このチーズのパッケージをこれにしたのか・・・。😓

他には、ビンに金属のキャップがついている場合。
商品を密閉しなければならないのは分かるのだが、開けようとしても、切込みが入っている箇所から切れず、開けられず困ったことが何度かある。

これは問題なかったけど、開ける時にオレンジの部分がうまく切り離されない時がある

こちらは力業で開けることになる。
にっちもさっちもいかなくなって、ハサミ(やナイフ)で切ったり(とがった部分が危ないのだが)、何度もがんばって開けようとしているうちに、本来は切込み部分から離れるはずの部分も全部抜けてきたりと色々だ。

最後はジップロック。密閉させて新鮮さを保てるように、インドでもジップロックにしているパッケージは増えた。だけど、ジップの品質が良くないのか、何度も開け閉めしているうちに、ジップが切れてきてしまうのだ。せっっかく密閉させようとしているのに台無し。。

例えば、これはコーヒーを入れている袋
上から見た図。ジップが片方切れてしまって、密閉できない。


こうやって書いてみて、他人事だったら笑えるのだが、「帰ったら食べよう♪」とわくわくしていたものが開かずに食べられない、と言う場合だと、かなりムカつく。

目立たないかもしれないが、日本のパッケージはデザインも、それを実現させたパッケージメーカーの実力も素晴らしいと思う。




サポートいただけた場合は、「子供が売られない世界をつくる」を掲げてインドでも活動をしている、かものはしプロジェクトに寄付します。