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一匹いなくなってた

今日はどうやらソサエティ内でイベントがあるらしく、外は賑やかだ。
今日は何の日だっけな~。インドに住んでいるのに、インドの情報に疎い自分(笑)

さて、何度も書いているので、ご存じの方も多いが、我が家には猫が3匹いる。

やんちゃで、注射が大嫌いな、黒猫。デカい。カーテンをボロボロにするのが趣味の男の子。(4歳)
おしゃべりで、欲しいものは手に入れるまであきらめない三毛猫。(つまりうるさい、笑)女の子。(4歳)
置物かと思うほどに一切動かない白猫。一番のお姉さんだが、黒猫と三毛猫とは仲が悪い(笑)(9歳)
*ちなみに、黒猫と三毛猫は兄弟でもある。

ロックダウンが始まった時も、昨年春のインドの深刻な状況も、息子が日本に行って一人になった時も、猫たちがいたからがんばれたとも言える。

子供たちとも離れて暮らし始め、貯金もできる様になったため、少しづつにゃんたちのおやつも前よりしっかりと常備する様になった。そのため、今はどこにおやつがあるのかがバレている様で、この頃は黒猫におねだりされるようになってしまった(笑)

おやつがある場所に誘導されるようになってきたが、いやいや、そんなに毎日何回もおやつはあげないぞ(笑)

同じ猫でも、3匹ともそれぞれ性格が全然違って、面白い。

例えば、おやつをあげる時。(ちゅ~るじゃなくて、スナックの固形おやつの場合)

黒猫は「そ~れ!」と遠くに投げると嬉しそうに走って行ってキャッチしに行く。犬かな?
三毛猫は動かずに食べれる範囲に来ないと食べない。動いて。
白猫はがんばれる範囲では動いてみるが、集中力が切れると、好きなおやつですら、簡単にあきらめて次を待つ。結構こぼして、床にバラバラと散らばっている。

さて、昨日は、おやつの時間に黒猫を抱っこしておやつを見ながら「どっちにしようか~?」などと親バカな会話をしていたが、おやつをあげる時になっても三毛猫が現れない。

あれ??おかしいな~。

と、思ったが、三毛猫は頑固なので、大好きなおやつであっても、機嫌が悪いと出てこない。(特に家に人が来たりすると隠れてしまって見つからない。)まあそれもめったにないのだが。

最近は暑くてキッチンの一番上で涼んでいる事が増えたので、キッチンの上に向かって「三毛~!!おやつだよ~、食べないの?」と叫ぶも下りてこない。

なんだろ~なんか機嫌悪いのかな~、とか思っていると、

がたがたっ!!!

と、おやつを入れているクローゼットから音がした。

あれ???なんだ???

と思って、クローゼットのある方に行ってみると、明らかにクローゼットの中で何かが暴れている。

んんん、おや???(笑)

クローゼットを開けてみると、果たして、そこには、三毛猫が閉じ込められていた。(にゃんこたちが勝手にクローゼットを開けるので、うちでは鍵がついているドアも戸棚もすべて鍵がかかっている。)

私は大笑いしてしまった。

私が黒猫とおやつを選んでいる間に、すうっと、足元からクローゼットに入ってしまい、その後、私がクローゼットに鍵をかけたので閉じ込められてしまったのだ。

誰もいないのに、キッチンの上に三毛猫がいると思って話しかけている私がバカすぎて仕方ない(笑)

知らないうちにクローゼットや戸棚や押し入れに入ってしまうのは、猫あるあるだと思うが、こうやって、子供たちがいなくて寂しい時もたくさん笑わせてくれる猫たちが今では自分の子供の様なものだ。

将来、日本に帰国するとか、どこかに旅行するか、を考えると「寂しい思いをさせないか?」「長距離を移動させて大丈夫か?」と心配することになるのだろうけども、そして、もしお別れの時が来たら辛くて仕方がないのだろうけども、

今は一緒にいられるこの時を大切にしたいと思う。

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