妻が切迫早産で自宅安静の時の家事代行サービスが神だった話

2020年7月14日 07:04

どうも。３児のパパです。
嘘です。まだ２児のパパです。

妻さんが６月中旬から切迫早産にて自宅安静中のため、4歳と1歳10か月のパパワンオペ育児真っ只中です。

最近、長女さん（４歳）が美に目覚め、ビーズの腕輪やら、プリンセスのティアラやら、うさ耳バンドやらをつけては「かわいい？」とか聞いてくるので、この前、真似して「パパもかわいい？」と質問したところ、「かわいくないわ！かっこいいわ！」と言われたので、正式にイケメンを自称することとしました。

家事代行サービス

さて、妻さんが自宅安静で、風呂、トイレ、ごはん以外は座ってもだめなため、現在、家事は僕がこなしております。平日は原則すべて自炊（職場にはお弁当持参）なのですが、土日である程度料理を作っても、週の半ばでどうしても枯渇しておりました。

平日に追加で作ればいいのですが、仕事帰りに育児をこなしつつ、他の家事をしつつ、となると胃で息も絶え絶えのビフィズス菌に、死に物狂いで腸まで届けと言われるくらいの絶望感だったため、この度家事代行サービスをお願いすることとなりました。

暇すぎて検索の鬼と化した妻さんが、いつの間にか手続きを済ませておいてくれました。好き。大好き。震えた。

色々お願いできるそうなのですが、我が家がお願いしたのは、下記のとおりです。

内容：LDKの掃除および料理
料金：900円（＠１時間）＋交通費
時間：毎週火曜（10時～12時30分）

この他に、もし買い出しから依頼する場合は、別途食材費とその時間分の料金がかかるのですが、我が家の場合は、土日に僕がまとめて食材を買っておいて、それを活用してもらうことにしました。

なんということでしょう。仕事から帰ると、うーたんとわんわんとアンパンマンで足の踏み場もなかったリビングが、たった今引き渡されたばかりの新築住宅のように、片付けられているではありませんか。今朝方次女さんが床に作り上げたごはん擦り付けアートも、きれいに吹き上げられ、跡形もありません。

なんということでしょう。僕が適当にスーパーで選び、冷蔵庫に放り込んだ食材たちが、７種類もの色鮮やかな料理となり、タッパーに詰め込まれているではありませんか。まさかレバーがレバニラだけじゃなく、生姜煮にもなっているだなんて！

はい、すごいです。妻さん曰く、齢60歳くらいの素敵マダムがやってこられたそうなのですが、あるもので適当につくるわぁ～スタイルで調理を開始しされたとのこと。

小さい子供がいることをお伝えしたところ、野菜を細かく刻んで、柔らかく煮込んでくれる心遣い！そうです！そういうところです！

我々が望んでいたのは、TVショーでやってる伝説の家政婦的な映える料理ではなく、チビ達の味覚のベースとなるお袋の味！主婦道を真っすぐ歩まれたであろう、年季の詰まった、優しく深みのある家庭料理なのであります！豚汁に激震走る！マジでうめぇ！

まさに神。メインからサブまで幅広く作ってくださったおかげで、平日の家事負担が大幅に削られました。おかげさまで子供と一緒に遊ぶ時間が確保できております！

我々が払うお金は１時間当たり900円なのですが、マダムに入るお金は自給700円とのこと。あれ？最低賃金下回ってない？（事務手数料200円）

聞けば、今回妻さんが申し込んでくれた家事代行サービスは「お互い様」の名のもと、しんどい状況にある人を助けるというコンセプトらしく、実際マダムもお金にはゆるゆるで、契約時間をまぁまぁオーバーして料理してくれているそう。妻さん曰く、なんなら、契約外の家事もしたそうなオーラを感じたらしいです。

なんかごめんなさい。そしてありがとうございます。長期契約お願いします！今度菓子折り持っていきます！近所でこんなサービスがあってよかった！我々、豪運！

実際、サービスを利用して感じたことなのですが、今後このようなサービスは拡大していってほしいです。

今後は労働人口の低下から、共働きの夫婦が増えるでしょうが、じじばば同居なしの夫婦のみ育児を行う場合、どこかで無理が出るかと思われます。それ以外でもシングルの方も、働きながら、家事育児を完璧にこなすのは、かなり無茶しないと厳しいでしょう。世のママさん、鬼リスペクトです。

そんなときに、育児を終えたじぃじばぁば世代で、且つ生活のゆとりがある方が、安価で家事を代行してくれるサービス。まともに収益化しようとすると成り立たないビジネスですが、僕たちの子供が大人になるころには、必ず必要になる気がしています。海外では普通らしいですしね。

うん、年をとったら、誰かの家で家事してあげようと思いました。俺、イケメンだし。

神は交通費60円くらいの近所に存在しており、人の家の家庭料理は痺れるほど旨い！みんなもっと利用すればいいのに。

今日も頑張りましょう。

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