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日帰りプランで行く!冬の信州上田 前編

2月11日(土)に「上田氷灯ろう夢まつり」を見に行く為に。長野県の上田に日帰りで行ってきました。
季節は既に春となってしまいましたが、
鉄道要素、観光要素、映え要素が含まれた充実した冬旅となりましたので記事にしたいと思います。

ワンデー上田プランでお得に往復!


今回は弊社で受託販売させていただいている、ビッグホリデーさんのワンデー上田プランを利用しました。
こちらのプランは東京から往復の新幹線指定席と上田駅のNewDaysで使える500円券がついたものです。
東京~上田を新幹線指定席で往復すると、通常期は13,580円ですが、
今回のワンデー上田プランは1,080円安い12,500円でした。
NewDaysの500円券がある事を考えると、実質1,580円安く往復できることになります。

限定列車の設定がある日は最安で8,700円で販売しており、大変お安く利用できるプランです。

限定列車とは席数限定で設定される乗り遅れ時に後続列車の自由席に乗車できない(=無効になる)乗車票で、通常列車よりお安く利用できる場合がございます。

約80分の新幹線の旅


旅のスタートは東京駅

東京駅の指定席券売機で乗車票(きっぷ)を受け取り、ホームへ向かいます。
QRコードを使った受取はとても簡単ですので、初めて利用される方でも安心です。

東京10:32発の「はくたか559号」で上田に向かいます。

W7系 はくたか号


車両はJR西日本のW7系。外見も内装もJR東日本のE7系とほぼ同じですが、車内チャイムが「北陸ロマン」なのが特徴です。
信州に行くのに少し北陸気分を味わえるのもW7系充当列車の面白いところですね。

高崎が近づくと車窓に雪化粧した浅間山が見えてきました。

雪化粧した浅間山。信州に近づいている事が実感できます。


目線を下ろすと3月18日のダイヤ改正で定期運用から撤退する651系の姿も見えました。

高崎駅に留置されている651系

上田で腹ごしらえ


東京から約80分で上田に到着しました。

「はくたか」は長野・金沢方面へ出発

上田市は真田三代発祥の地として知られ、駅や街のいたるところに真田氏のシンボルである六連銭や真田幸村のシルエットが描かれています。

壁面に六連銭が描かれている上田駅
コンビニにも真田幸村が

到着がお昼前という事で、観光の前に腹ごしらえ。
信州名物の蕎麦をいただきました。

訪れたのは上田城の前にある「信州蕎麦の草笛 上田お城前店」さん。

信州蕎麦の草笛 上田お城前店さん
いただいたかき揚げそば。パリッとしたかき揚げと旨味がある汁、蕎麦が絶妙でした。


シンプルなかき揚げそばをいただきました。

寒さ厳しい2月にいただくお蕎麦は体が温まります。

「落ちない城」上田城

まず、向かったのは上田城。
1583年に真田昌幸によって築城され、1度は徳川軍により取り壊されましたが、江戸時代の仙石氏の時代での再建を経て幕末まで使用されました。
明治初期に大部分が取り壊されてしまった為、現在残っているのは櫓や石垣が中心です。

上田城の東虎口櫓門 春には枝垂れ桜の名所となります。
冬季は櫓に登れないので注意が必要です。

櫓門を抜けると歴代藩主を祀った「真田神社」があります。
上田城が戦国時代の2度に渡る上田合戦で落ちなかった事から「落ちない城にある神社」として受験生にも人気がある神社です。
境内には赤備えの大兜があり、真田神社のシンボルとしてフォトスポットにもなっています。

赤備えの大兜

真田神社の特徴はおみくじやお守りの数の豊富さ
季節やその人の境遇に合わせたおみくじを引くことができるので、的確なアドバイスが受けられるかもしれません。

個性的なおみくじがズラリ


ガチャガチャを使用したおみくじもありました。

気軽に引けるガチャガチャのおみくじ。フィギュアも記念になります。


私も引いてきましたが、旅行会社の人間にとって的確なアドバイスが書いてありました。
部活動別のお守りもあったりしますので、受験生だけでなく「部活を頑張りたい!」という学生さんにもピッタリなスポットです。

真田神社を参拝後は石垣を下って「尼ヶ淵」に出ました。

天然の堀。上田城の石垣は城を守ると共に治水の役割も果たしていました。


現在は水は通っていませんが、築城当初は実際に川が流れていて、いわば「天然の堀」でした。
一方で天然ゆえに、水害の被害も受けやすく歴代藩主は水害から城を守るのにも苦労したようです。

歴代藩主の苦労が伺えます。

尼ヶ淵からは上田城の櫓の隣に閉鎖された上田市民会館の建物を見ることができます。

まるで要塞のような上田市民会館


江戸時代の櫓の隣に対照的なコンクリートの要塞のような建物がそびえ立っています。
この一見異様な光景も上田市民会館が解体されれば見納めです。
(上田市民会館跡には上田城の二の丸が復元されるようです。)

お城にある鉄道スポット


石垣沿いを歩いて行くと狭い堀に入っていきます。
すると何やら鉄道のホームのような施設と、陸橋が見えてきました。

お堀を歩いていくと…


ホーム跡が見えてきます。


実はここは上田城のお堀であると共に、上田交通(現:上田電鉄)真田傍陽線(さなだそえびせん)の廃線跡でもあります。

陸橋には鉄道遺構と思われる碍子も残っていました。

陸橋に残る鉄道遺構


このようにお堀を鉄道が走るという例は他にも見られ、名鉄瀬戸線が1978年の地下化まで名古屋城の外堀を走っていた事があります。

真田傍陽線は1927年に開通し、菅平高原へのアクセス路線としても利用されましたが1972年に廃止されました。
昨年11月に開業85周年を迎えた事を記念し、現在、唯一の頃上田電鉄の路線である別所線の電車に記念サボが取り付けられています。

別所線の電車に取り付けられたサボ

上田城を後にし、上田駅に戻ってきました。


バスに乗って次の観光地に向かいます。

中編に続きます。



スリージェイトラベルでは上田をはじめ、北陸・東北・上越・山形・秋田新幹線利用の日帰りプランを受託販売しております。
現在2023年3月出発まで取扱中です。

下記国内旅行サイトよりお問い合わせください。


MAP

信州そばの草笛上田お城前店

上田城


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