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続々17歳の私。

「大丈夫なんとかなるさ」
これは昔の私の口癖。
それは今末の弟の口癖になっている。
「なんとかなるんじゃなぁい(この間延びが必要)」
あいつが言うと本当になんともならない……気をつけろ。
そしてあんなに悩むのが苦手だった私にも悩むという思考回路が25歳くらいの時にできた。ちょっとした人間だ。

今はどちらかというと、
「なんとかするしかないでしょ?」(どんなに禿げるほど心配しても、結局はなるようにしかならないんだから余計な心配してる暇があったら最善とありとあらゆる手を尽くせ。の意。)
という些か乱暴な「大丈夫」がここ何年かの私の口癖である。
震災直後の職場のドタバタといつの間にか真ん中に挟まれる年齢と仕事の立場と長女という役割柄そうなってきたのであり。
本来は何でも「飛び込んでみなければ!」と思い切りが必要な時には、高い崖から海に飛びこむなら目をつぶればいい!!なんとかなる!ぐらいの雑な気持ちで生きている人間なのは全く変わっていない。

携帯もスマホもまだ生まれてなくて、ポケベル握りしめてカラオケに行っていた時代。
そんな17歳の私が下線の向こう側にもいるのだ。
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「大丈夫なんとかなるさ」1994.02.20

これは私の口癖。
この言葉のおかげでどれだけの人が振り回されたか……ごめん。
いつも悪いなぁって思うんだけど、実は本人だって決して大丈夫だなんて思ってなくても使ってるんだからドキドキものなのだ。
それでうまくいく時はだいたい70%。うまくいかなくっても「ああ、やっぱり駄目だったわ」で済ましちゃう。深く物事考えて悩むタイプじゃないみたいだからなあ私。そういうのってニガテだもん。

だけど、自分でもこればかりはピンチだと思ったことがある。丁度中学三年生。高校入試の頃で、志望校決めなくちゃいけなくて、皆が必死な頃だったのね。で、その頃まだ業者テストがあって自分の行きたい高校の志望者の中で何位かってのが出るんだけれど、私T高校志望者の中でかなりギリギリのとこにいたな。うん。たしかその頃皆みたいにバリバリ勉強!みたいなことやってなかった。
「よし、やんなきゃいけないからやるかっ」ってぐらいにしか思ってなかったみたい。だから進路決定する三者面談の時にも担任のM先生に「今の成績じゃT高校は無理だからS高校かK高校に変えないか?」と言われ。親にも「どうするの?変えてもいいよ、落ちたらどうするの?」って言われたんだけど(※注‥昔は今より公立の高校入試のシステムが一発勝負だったからね)私、その時妙な自信があったのか、それとも意地になってたのか知らないけれど
(笑)「大丈夫です。変えません」って答えたのね。
それで先生は「落ちたらどうするんだ?」って聞いたけど、私

「その時はそのときです!」
とはっきり言ったのを覚えてるわ。

あのときほど、私の大丈夫が恐ろしかったことはないんじゃないかなあ(だって自分でもあんまり信じてなかったし)。で、言ったからにはやらなくちゃと、1月に入ってからバリバリ本気で勉強を始めたんですが、結局なんとか受かりました。今思ったけど、やな奴だよねえ。
かなりのバクチ打ちだよねえ。そういう性分なのかなあ……。そのおかげで去年も留年しそうになっちゃったし。今年も3年生になれるのかと、心配する親に私は「大丈夫」と言うのだ(親不孝)ごめんね。

でもきっとこれはやめられない(苦笑)。

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やー、いつも頑張れよって何度セルフ突っ込みしながら打ち込んだかwww

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