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今日のワンポ (6/6回)~ロングウォークを楽しむ~

普段は、20分とか30分程度が1回の散歩時間となっている飼い主さんも多いかと思いますが、
数時間(2~3時間)を確保できるときは、ロングウォークをしてみてはいかがでしょうか。

距離にして5㎞以上歩くこともできますので、人も犬もなかなか良い運動になります。
ウォーキングを1時間行うと5㎞程度は歩くことになるので、
決してキツイ距離ではないかと思います。
とはいえ、ロングウォークの目的は歩く距離ではなく、
散歩という様々な要素が詰まった体験を愛犬と共有することにあり、
家の中ではなく、屋外で過ごすことで犬に充実した時間を過ごしてもらうことが目的です。

活動的な犬であれば、2時間で10㎞以上歩くことも可能ですので、
犬連れ登山やハイキング、ドッグスポーツといったアクティビティのひとつととらえてもよさそうです。


普段と違うコースを歩くと新しい景色を楽しむこともできますね

僕が現在一緒に暮らしている、ジャックラッセルテリア(7歳♀)とイングリッシュコッカースパニエル(6歳♀)は、ロングウォークするのが大好きで、
秋から春にかけては、時々5~10㎞ほどの冒険に出かけています。

住宅街の平坦コース、坂道と階段が多い高台エリア、
長い河川敷のランニングコースなど、
その日に確保できる時間や天候を考慮し、
自宅から行ける範囲の行程でのロングウォークを楽しんでいます。

普段行かない散歩コースだと、漂っている匂いや空気感も異なるので、
犬もソワソワしていつもよりずっと楽しそうなのが伝わってきます。

ロングウォークは実際楽しいもので、手軽に非日常感を味わえますが、
普段と違うことをする、ということにおいていくつか注意したほうがよいと思われる点を挙げておきますね。

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・そもそも散歩が好きでない犬に無理はさせない。
歩く距離より、屋外の刺激や飼い主さんと過ごす時間の充実度が大事です。

・水分補給の用意は必ずして出かける。

・排泄物を処理する準備を忘れない。

・暑い時期は無理をしない。
個体にもよりますが、
気温が20℃を超える日は犬にとっては暑いと思いますので、
犬の様子に気を配ってあげてください。

・飼い主さんの体力に合わせたコース選びを。
散歩中に飼い主さんがバテてしまっては大変です。

・犬の体力に合わせたコースにする。
幼い犬や、シニア期に入った犬、
マズル(口吻)の短い犬種、そもそも散歩が嫌いな犬など、
長い距離を歩くことに適していない子には無理をさせない方が良いと思います。
また、引っ込み思案な子は見慣れない景色や匂いや音に対して、
慣れるまで時間がかかるので、その子のメンタルに配慮してあげてください。

普段の散歩から推測して無理のない範囲で行うようにしてくださいね。
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比較的近所のエリアでは、日常的に通らない道に行くようにするだけで、
人にとっても新しい発見があったりしますし、
犬にとっても新鮮な匂いによる新しい発見があるかと思います。

無理のない範囲で計画し、ちょっとした非日常を愛犬と一緒に体験してみてはいかがでしょうか。


車で海まで来て、砂浜を散歩するのも犬の経験値になります


今日のワンポはこの回で全6回となります。
次回からは別のネタで数回のシリーズを投稿しますので、
お読みいただけると幸いです。

それでは、愛犬との充実した時間をお過ごしください。




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