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東京で暮らしたい?問題

東京に数年間住んでいた。

その後、地方に戻ってきて思ったことは
圧倒的な「暮らしやすさ」だった。

東京時代は転勤で来ていたこともあり
家賃補助が相当出ていた。
当時の年齢を考えれば、だいぶイイところに住まわせてもらっていたと思う。

独身で給料もそのまま自由に使えたので
相当東京を満喫していた。
夜遅くまで働いて、そのまま明け方まで飲み会
そして一瞬家に帰ってシャワーを浴びて
2〜3時間仮眠して出社
そんなことは日常茶飯事だった。
もちろん貯金なんてほとんどできず、
毎日のお金のやりくりをするので精一杯だった。

そのときから薄々感じていたことは
「結婚して子どもが生まれたら、この街には住めないだろうなあ」
ということ。

理由としては、
・お金がある人にはとことん優しいけど、お金がない人には厳しい
・郊外じゃないと、普通の勤め人の給料では家庭を持つ事自体難しい
・満員電車嫌すぎ。毎朝の貴重な時間をストレスしかない空間に費やしたくない
・待機児童いすぎ。
・人がいすぎてベビーカーを使うのも気を遣う
・車の維持費が半端ではない
等々、いくらでも出てくる。
大金持ちだったら別かもしれないけど。

東京は「あそぶまち」「はたらくまち」としてはこの上なく魅力的で
大好きな街には変わりないんだけど
「くらすまち」としては
東京より地方の方が
ちょうどいいかな。

生活するにも車があるから特に不便もないし、
買い物や入ってくる情報はそこまで東京と遜色がない。
カフェが少ないのがたまに気になるくらい。
いまはその気になればどんな場所に居ても発信し、稼げる時代。
そういう意味では、地価や生活費がかからない地域に行けば行くほど
利益率は上がるとも言える。

結論:独身でバリバリ働くなら東京で、家族ができたら地方で暮らすのが最強。

#東京  #地方 #エッセイ

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