新入生歓迎と集団のあり方

こんばんは松岡です。今の所唯一の大学二年生です。初回なのでゆるく短くいきます。

大学二年生というのは一年生を迎える側でして、迎える行為を一般に新歓といいます。どこのサークルでも新入生のために茶話会やお花見、自己紹介会、コンパ、挙句の果てに合宿など、様々なイベントを開いて仲を深めていきます。新歓それ自体は意味があると思うし、内容も僕にとっては楽しいのですが、ある友達はこう言います。「新歓のテンションは狂気だよ。異常。気持ち悪くてみていられない」

彼は大学生一人ひとりのキャラクターのあり方が、集団になると変容すると言います。殊に新歓では、新入生の発言にいちいち過剰に反応する様子は現実との乖離がありすぎて痛々しいと言うのです。
彼の見方が若干穿っている(本来の意味とはずれた使い方をしています)とも言えますが、これはこれで筋の通った論理です。さらに彼は「自分でもその乖離に気づいていない人がかなり多い」と付け加えます。

乖離に「気づかない」こと、若しくはそれを「当たり前過ぎて」いることが集団のあり方なのかも知れません。ただそれは社会性とも言い換えられるような気がします。結局モノは見る側面によってすべて変わってしまうのです。


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