自分に言い訳する余地を与えすぎない
こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。
人間だれしも逃げ道って必要ですよね。
辛いことがあったら、逃げ込みたいわけです。
ただですね、【言い訳する余地が銀河の果てまで続く】とですね、
言い訳シャトルに乗っかってなかなか降りれなくなります。
更に、自分が伸ばしたい領域があったら、その領域では踏ん張っていきたい所です。
実際にやり方としては、全くオススメしないし、
相手が必要かつ再現性が低いのですが、1つこの私が銀河の果てルートに乗らずにすんだエピソードを書きます。
※自分がリーダーの立場でやれって言われると「ツラっ」なるのでどうしよ。
私、実はというか、偶に会社の皆に話すんですが、
自分は大したことが全くなく、なんか上の席が空いて、あれよあれよとなんか役職付になったバッタもん的な所が多分にあるんです。
ただ1つだけ面白い経験として、ちょっと量多めのフィードバック(FB)を貰った事が何十億回かありました。
これで、いつもカタツムリばりの速度で成長していた自分が、アリ並みの速度で成長するようになったわけす。
まず経緯の前に、最初になかなかの量のFBを貰ったのが、
それがなんと一度に【300万】いただきました。
(詳細には298個ですけどサバ読み)
個数的に当時「多オオoooっ!!!!!????」ってなりましたが、
まぁ8カット分なので、3Dアニメーション、レイアウト、カメラワークの総合数300万っす
うーん、3方向からだけどやっぱ多い・・・
300万の経緯としては、、、
当時ほぼディレクター的立ち位置だったけど、役職的には3DアニメーターのリーダーAさんにFBをちょろちょろッと毎回もらっていたわけです。
ただ、Aさんを見ていると「こんなぬるいFBでなんかくすぶってるのかな」といつも遠慮してる感があったので、これは気遣った方が良いのか?と当時何故か血迷った発言をしました。
「Aさん本気でFBしてもらっていいですか?」と…
だいぶ血迷いました。
そしたら、「んじゃ明日出すわ!!」
とメッチャキラキラした顔で言い放っての翌朝会社の自分の席には、、、
コピー用紙の束がありました。
みると原稿用紙30万枚で収まらない文章量と画像とで、
ちょっと小学生にはまだ難しい絵本のような状態のFB資料を頂きました。
ご丁寧にホチキスで3点止めてもらった状態です。
理由は、当時PCに接続がマルチモニターじゃなかったので、FB資料出しながら、修正するのが面倒だったからの配慮だったと思っています。
最初「なんじゃこりゃ!」と思いました。
「眠る獅子を起こしてしまった。。。」と、
それと同時に
「言い訳する余地が全くない!※(逃げ道がない)」というFBでした。
※心の中での言い訳する余地すらねぇーぞ!
ってか、そんな微塵も考える余地がない、ひたすら向き合ってヤルッキャナイト状態でした。
なんか知らんけど、その後Aさんには気に入られてしまいまして、1発で300万という事は無くなったんですけど、毎回多かったんです。。。
3カット出すー>53万 FB 的な状況です。
ただ人って、意外と適用するもので、そのうち数の多さにも圧倒されず、良い意味と悪い意味で慣れてしまいました。(悪い意味、数が少ないとヤル気が出ない)
その後、Aさんは忙しくなり、ディレクターになったりで、AさんからのFBは減っていったのでした。
まぁココでのエピソードからは、
【言い訳する余地が無くなると成長する可能性が高い】という事です。
プロで本気でやっているならば、そこに言い訳の余地が生まれづらいのですが、どうしても「時間が足りなかった」とか「素材が悪い」とか「上司の見る目がねぇ」とか無数に言い訳してしまう事が可能なわけです。
私の場合、Aさんに感謝ですが、今この状況だったらどう受け取ったかはわかりません。
ただ、1つ繰り返しですが言い訳しづらい状況を自分で作っていって、成長できる機会を得ていく方がイイんだろうなぁと思った次第です。
活かすも殺すも、あなた次第、受け取り方次第!
この状況、経験から何をつかみ取るか!?
自分自身の思った方向へ向いて進みたいものです。
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