【アニメーション】基準にすると良きダラっとした手の形。
こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。
人物キャラクターのアニメーションやイラストなど作っていて、、、
・なんか手に違和感がある
・違和感があると言われた事がある
そんな場合は、観察してまず通常の力を抜いたダラっとした手の形をデフォルト(基準)と捉えます。
その手の形を意識してそこから差を出すようにすると改善されるかもしれません!
ダラっとした時の人の手の形(男性)
人物キャラクターの男性が立って、ダラっとしたデフォルトの手の参考写真です。
全ての指の関節が内側に向かって少しずつ曲がっています。
※ 正面から見て、奥の小指や薬指が見えます。
これは、手の甲がアーチを描いているためです。
中指や人差し指より、小指や薬指が多く曲がっていて見えているわけではないです。
そのため、手描きアニメーターの方は手のアーチを描き、3Dアニメーターはキャラモデラーに手の形を要望するか、手の甲にボーンが入っていれば、その骨を動かしてアーチへ調整をするとGOODです!
※3D人物モデルの初期はパーが多いため要注意
パーは緊張している手です。
※3D人物モデルの初期はパーが多いため要注意
歩く時、少し緊張する(力が入る)
歩きの際は、若干握ったような手になる→少し力を入れた手(少し緊張)になります。
歩きでも手に力みが入るという事は、
何か動く際(アクション)は、ダラっとしたデフォルトの手よりも握るか開くかの緊張した手になるという事です。
過去の記事 グーとパー
兎にも角にも観察が大事
いつもこういった記事では毎度のことながら、
観察がやはり大事です。
じっくり分析できる時間があるなら、行ってみるとなお良いかと思います。
みなさん一緒に観察、分析していきましょう。
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