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三軒酎屋の現在地
これまでに壮大な目標を掲げ、三軒茶屋を本格焼酎の街として盛り上げるための計画をお伝えしてきました。
今回は、そんな壮大な夢の中で、現在私たちがぶっちゃけどのような状況にあるのか、具体的な現状についてお話ししたいと思います。
初の三軒酎屋プロセミナー
三軒酎屋プロジェクトの一環として、3月に第1回「三軒酎屋プロセミナー」を開催しました。
初回のテーマは、お湯割りについての深い理解を深めること。
佐藤酒造が講師として熱く語り、参加した飲食店のスタッフたちの温度が一気に上がるのが分かりました。
このセミナーは、焼酎の魅力を直接伝える場として大成功を収め、三軒酎屋の未来に向けた第一歩となりました。
初の流しの蔵元
同日夜に「流しの蔵元」も初めて開催しました。
佐藤酒造が三軒茶屋エリアの5店舗を訪れ、老若男女問わずさまざまなお客様にお湯割りを楽しんでいただきました。
直接蔵元と交流しながら焼酎を味わうことで、お客様の満足度も高まり、このイベントも大成功となりました。
手探りでの運営と課題
両企画ともに初めての試みであり、手探りでの運営でしたが、蔵元と飲食店の協力のおかげで、ノートラブルで終える事が出来ました。
そんな中、課題も浮かび上がって来ました。
今回講師をしてくれた佐藤酒造。
蔵元はPR活動の一環として手弁当で協力してくれました。
しかし、この状態のままでは蔵元の金銭的負担が大きいため、これを軽減することが今後の重要な課題となっています。
そのため、私たちはスポンサーを探すなどの他、クラウドファンディングを実施することも視野に入れています。
例えば「まだ本格焼酎を体験していない若者に美味い焼酎を一杯ご馳走してやるよ」というコンセプトのもと、クラファンで集めた資金を試飲用焼酎代や滞在費に充てることで、蔵元の負担を軽減しながら、より多くの若者に焼酎の魅力を伝えたいというアイデアも視野に入れてます。
今後の予定
現在、第2回の「三軒酎屋」を5月28日に、第3回を7月30日に予定しています。
また、焼酎の造りが始まると蔵元が動きづらくなるため、新しい企画も試みる予定です。
例えば、「外国人から見たSHOCHUの魅力」というセミナーや、広告代理店の方を講師に迎え「本格焼酎の可能性と未来」について語ってもらうイベントなどを計画しています。
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壮大な目標と現実
壮大で雲を掴む様なアイデアばかりを書いてきましたが、現実はまだ走り始めたばかりです。
三軒酎屋ブランドの本格焼酎を世田谷区のふるさと納税返礼品としてエントリーしたり、百軒酎屋という全国各地の焼酎仲間が集まるフェスティバルを開催したりと、大きな夢に向かって進んでいます。
しかし、これらの夢を実現するためには、地道な努力と確実な一歩一歩が必要です。
幸いにも蔵元との関係は良好で、彼らの協力を得ながら、未来の夢を語りつつ、着実に前進しています。
最後に
三軒酎屋プロジェクトは、まだ始まったばかりですが、私たちは確かな手応えを感じています。
これからも、地元の皆さんや多くの焼酎ファンと共に歩みを進めていきたいと考えています。
三軒茶屋を本格焼酎の聖地にするための取り組みに、ぜひご注目ください。
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