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No9-2. 成功秘話!32歳エンジニア転職チャレンジ

#エンジニア #駆け出しエンジニア #駆け出しエンジニアと繋がりたい #エンジニア転職

この記事は32歳エンジニア転職チャレンジにおいて内定を獲得することができ、その振り返りとしてこのチャレンジについて書いています。

32歳エンジニア転職の成功については下記も併せてお読みいただければ幸いです。

このチャレンジを始めるに至ったわけ

私は、コードキャンプというオンラインスクールで社員として講師マネジメントをしていますが、社員として雇用契約を結ぶ以前はコードキャンプで外部講師をしていました。

外部講師をしている頃の私は受講生からは高い評価をいただいており、レッスン後の受講生フィードバックにて一度も低評価をもらったことがなく、自社ブログでは「元カリスマ」と称したブログ記事でご紹介いただいております。
(「元カリスマ」という響きにはネタ感もある???)

コードキャンプで講師マネジメントをしている私ですが、私自身はスクールビジネスで大儲けすることを最優先にこの会社にいるわけじゃなく、エンジニアを育てることに最大のやりがいを感じているためにこの会社に所属しています。
(あ、何かしらで大儲けはしたいですw)

そんな私を日々悶々とさせるのは、独学で駆け出しているツイッタラーな方々です。

悪質な情報商材屋の出現でスクール不信に陥り、独学で学ぶと決意するもハードルの高さに挫折してしまう。
もしくは、情報商材屋のキラキラした情報発信により結局カモにされてしまう。
このような方を多く目にしています。

ただ、こういった方々の中にも良い縁さえあれば、挫折やカモにされることなどなくエンジニアに転職を達成できると思っています。

では、私は「独学の方にとっての良い縁」になりえるのか「スクールに依存しない私個人の考えるメソッド」は良い結果を生むのか。
これを検証するために始めたのがこのチャレンジです。

なお、今回の検証を始めるにあたり、まみこさんには私の考えるメソッドの検証であることは事前にお伝えしております。

私の考えるメソッドとは

私にはスクールに通わず独学する方の転職成功確率を上げるための方法について考えがありました。
これらの考えについては下記記事で詳しくまとめています。

なお「スクールに通わず」と書きましたが、最低限メンターは必要だと思っています。
エンジニアという専門性の高い職に対して、未経験者がメンターもなく突き進むのは、地方から大都会に来た人が地図もなく目的地に向かうようなものです。

支援対象者について

私のチャレンジを語るにあたり、検証対象がどのような方なのかというのはとても重要であるため、まみこさんについて少しご紹介します。

このあたり、以前も記事しておりますため興味があればご参照いただければと思います。

今回の検証対象であるまみこさんとはこのような方です。

  • 32歳の女性

  • 1歳と2歳のお子さんを持つママさん

    • 開始当時は0歳でした

  • IT職が極端に少ない地方在住

スクールの中の人として素直に言うと、各社スクールが提供している転職サポートサービスで転職を実現することは難しい方です。

状況と環境的にはスクールというビジネスではサポートしきれず、独学では挫折する可能性の高い条件だと思います。

逆に言えば、このような条件の方を転職に導くことができれば、私の考えるメソッドの有用性に説得力が増すとも思いました。

私の状況と戦略について

ここで、私自身の状況や環境、考えにも少し触れておきます。

今回の検証で大事な事なのですが、私は決して慈善事業をしたいわけじゃありません。
やりたいことは、頑張れる人を私自身無理なくサポートすることです。

現在私は正社員で働く傍らで副業もしてます。
去年の12月などは副業だけで稼働時間が200時間に到達するなど、かなり激務な時もあります。
(もちろん正社員の業務に影響は出していません)

そのため私のサポートには直接的な技術指導の割合は大きくありません。
メンターとしての道しるべと、その道しるべ通りに進めているかの確認が主な指導方針です。
この「直接的な技術指導の割合が小さい」には重要な狙いがあります。

エンジニア転職が成功した後のことを考えてみましょう。

ポテンシャル採用について採用視点でいうと、先輩エンジニアの支援を受けつつ会社の利益に貢献できるように成長してくれることが重要です。
では、自分が成長するために先輩エンジニアの足を引っ張るような方を会社が求めるでしょうか?

答えはNOです。

そして、激務の中支援する私と、入社後に支援する先輩は状況的には同じなのです。

自分で調べ・検証し・わからないことがあれば聞くというスタイルは、エンジニア転職後の新人としての重要な振る舞いであり、このことを「自走力」として私はとても重要視しています。

最も重要な戦略

このチャレンジで最も大事な戦略は「成長性の可視化」です。

「この人なら採用後にも成長して会社に貢献してくれる」という事をいかに可視化するか。
これがこのチャレンジの重要な焦点でした。

そのため、下記のようなことを実施して、このチャレンジに注目してもらい、まみこさんの成長性のアピールに努めました。

  • noteのマガジンで情報を発信

  • Redmineサーバーを立て、学習用のプロジェクトを可視化

  • GitHubで学習用のリポジトリを可視化

  • 認知のためにイラストレーターさんと契約して4コマ漫画を作成

もはや、規模は小さいけどやってることはJYパークのNiziUプロジェクトみたいなものですねw

そして、この戦略が功を奏した(と思っている)わけですが、これらが最大限活かされたのは、なによりもまみこさん自身の情報発信だと思っています。

noteマガジンを用意したことをまみこさんに報告すると、まみこさん自身がこのマガジンに記事を投稿してくれるようになりました。

下記マガジンの記事一覧を見ていただければお分かりになりますが、私の記事は最初の数個です。

実は、これはまみこさんには初めてお伝えするのですが、まみこさんが記事を書いてくださるため、私はマガジンへの投稿を意識的に控えていたのです。
(これ言うと、「記事を書かなくては」というプレッシャーが本筋の学習の邪魔をしてしまうと思い、お伝えしてませんでした)

ご本人からの失敗体験や成功体験を中心にしたマガジンにすることで、自走力を強調できると思ったのです。

でも、私からも何か発信したいため、4コマ漫画はちょうどよい企画でしたw
(じつはいくつかストックしてて発信してないものがあります)


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