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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #18

こちらの続きです


フォースウォーンの陰謀③解決編


シドナ鉱山

 鉱山に着くとすべての荷物、装備品が奪われ、ボロボロの服と靴だけを与えられました。
 刑務官が言います。
「この刑務所では、独房でゆっくり休ませたりはしない。貴様には働いてもらう。首長は貴様に終身刑を言い渡した。せいぜい暗闇に慣れることだ。二度と太陽を拝めることはないからな」

な、なんだってー!

 じゃあ一生ここで穴を掘って暮らすってことですか!嫌すぎます!

貧弱~

 労働があるので、檻から自由に出られるのはありがたいですね。外に出ると、入り組んだ鉱山の中にぼろ布を纏った男たちが点在していました。
「やぁ。新人さん。あんたは何の罪でここへ来たんだ」
「何もしていません。無実です」
「無実?こっちもさ。初犯の時はね。残りは全部やったけどな」

一緒にすんなし

「マダナックにはどこに行けば会えますか?」
「なんだ、マダナックと言ったか?悪いが誰もマダナックとは話せないぜ。野獣のボルクルのそばを通らない限りはな。あそこにいる大男さ」

 巨大なオークの男に話しかけると、「ナイフを持ってくれば通してやる」と言われました。もちろん手元には何もありません。しかし鉱山の中をうろついていると、囚人間では物々交換により好きなものを手に入れられることがわかりました。話術でスクゥーマを手に入れ、それを元手にナイフを手に入れることに成功しました。
 ボルクルにナイフを渡すと、あっさり道を通してくれました。その奥には白髪頭の老人がいて、粗末な紙に羽ペンをすべらせ手紙を書いているようでした。

知的なおじいちゃん

「野獣の友達か。何が望みだ?」
「マダナックさん。知れば知るほどわからないんです。フォースウォーンとは一体何なんですか?」
 マダナックはペンを動かしながら、こちらを見ずに淡々と語り始めました。
「ここは私たちの土地だった。最初に来たんだ。その後ノルドが来て、私たちを鎖で縛り上げ、神々の信仰を禁じた。20年前、私たちはマルカルスを奪い返した。仲間とノルドを追い出し、勝った。そう思ったんだ。しかしすぐに報復された。捕まり、多くの者は処刑され、あるいは投獄された。それがフォースウォーンだ。自分たちの土地で罪人にされた。自由の身になるまで血だらけの穴を掘り続けるだろう」
「なぜそんなフォースウォーンがシルバーブラッドの手先に?」
「私は裁判にかけられ、死刑判決が出たが、処刑はソーナー・シルバーブラッドが止めた。奴はフォースウォーンの怒りを自分にとっての敵に向け、仲間を多めに見るよう私に命じた。その通りにしたさ……屈辱的だったが、いずれ奴が油断するとわかっていた。私を支配していると信じ込むだろうとな」
 フォースウォーンは20年もの間、不本意ながらもシルバーブラッドの命令に従って暗殺を続けながら、転覆の機会を虎視眈々と狙っていたんですね。

「お前は私たちと同じさ。ノルドにのどを踏みつけられている。それが理解できるなら、力になってやれるかもしれん」
「力に?外に出してくれるんですか?」
「ブレイグという男がいる。この鉱山では私を除いて一番の古株だ。そいつになぜここにいるのか尋ねろ。マルカスに不正がどれほど蔓延されるか知れ。話はそれからだ」

 いわれるがまま、ブレイグという囚人を探し出し話しかけました。ここにいる理由を尋ねても話したがりませんでしたが、マダナックの名を出すと「そういうことなら」と教えてくれました。
 その内容は壮絶なものでした。フォースウォーンの暴動と無関係だったブレイグは、無実の罪で処刑されそうになりました。まだ幼かった娘が父親の釈放を望みましたが――その先は耳をふさぎたくなるほど気の毒な話で、マルカルスの闇を強く感じました。

 マダナックの元へ戻ると、私の表情を見るなり言いました。
「そういう話を何度も聞かされる身になってみろ。毎回、違う一族と違う不正が登場する」
 ここにはノルドの囚人もいます。マダナックの言うノルドとは、種族というよりも、『横暴な権威』と『不正』そのものなのかもしれません。
「あなた達のことを理解できた――かはわかりませんが、知りたかった答えが見えたような気はします」
 マダナックはペンを置き、視線を上げました。

「お前のおせっかいのおかげで、いかに戦いから離れていたか気づいたよ。ついてこい」
 マダナックの後に続くと、囚人たちが集まっていました。ここにいる全員がフォースウォーンなのです。
「同志よ、シドナ鉱山を離れ、ノルドとの戦いを再開するときが来たのだ」

カリスマ~

マダナックの宣言を聞いて囚人たちの目が輝きました。雄叫びを上げ、走り出した王の後に続きます。
 マダナックの部屋の横にトンネルが掘られていました。彼によればドワーフ遺跡に通じており、そこから街に出られるそうです。

ドワーフ遺跡!

 遺跡の中でカラクリ人形に襲われましたが、囚人たちがボコボコにしてくれたので事なきを得ました。

お宝~

 遺跡の出口らしき場所に、フォースウォーンの女性が立っていました。彼女は仲間たちに手際よく武器や装備を渡していきます。すでに脱出の段取りは完璧だったようです。

お気に入りのよそ者って私?(どきどき)

 マダナックは私を呼び寄せ、投獄される際に奪われていたすべての装備や荷物を渡してくれました。それに加え、古い魔法の祝福を受けているという装備一式もくれました。
「私の思い出にとっておけ」

かっこいい~

「あなたはこれからどうするんですか?」
「今から?私が戻ったことをマルカルス全土に知らせる。悪評など気にしない。誰を責め、恐れるべきか、今日から明らかになる」

のろしを上げるわけですね

「時間はかかるだろうが、フォースウォーンをひとつにまとめ、土地を開拓し、力を手にしたら平和な王国をつくる。その時までは、フォースウォーンに気をつけろ。これは警告だ。リーチ内のどこにいても、私たちからは逃れられない」

 あくまでテロリストとしての活動は続けていくということですね。どんなに恐れられても、責められても、いずれフォースウォーンにとっての平和を得られることを信じて。
 いままでも、そしてこれからも多くの血が流れることを考えると、応援はできません。しかしその信条を理解できないとして突っぱねることもできません。私はマルカルスという街の背景を知りすぎてしまいました。

リディアさん!

 扉の外に出ると、リディアさんが待っていてくれました。
 独自の調べで、フォースウォーンがここから脱出する計画があることを突き止めていたようです。なんて有能な私兵なんでしょう!

「マダナック!我がシルバーブラッド家への仕打ち、ただではおかんぞ!」
 ソーナーが市警隊を伴って立ちふさがりました。家族を殺されたこともあり、怒り心頭の様子です。
「あぁ、お前の家か。長い間、汚れた銀でリーチを汚してきたな、ソーナー!」
「うわぁあああ!」
 ソーナーは一太刀で斬り捨てられ、フォースウォーンと市警隊が街中で壮絶な戦闘を始めました。

行ってしまった…
 

 戦闘には参加せず、リディアさんと石造りの階段を下りていくと、配達人が声をかけてきました。

このタイミングで?
ムルシュさんからだ

 手紙には、『奴をやったことに感謝する』と書いてありました。ムルシュさんは溶鉱炉の現場監督だった人です。『奴』とはおそらく鼻利きネポスのことでしょう。恨んでいたのでしょうか。
 ふと、配達人の背後を見てみると、遺体が転がっていました。フォースウォーンとの戦闘のあとのようです。
「あれ?」

ムルシュさん……

 フォースウォーンに殺されてしまったようですね。もし生きていたら、いい友達になれたのかもしれません。残念です。


アンダーストーン砦

 マダナックはマルカルスの門から逃亡し、そのまま行方をくらましたようです。
 首長イグマンドからは免罪で投獄したことに対し、謝罪の言葉を受け取りました。

ええで

 しかし、マルカルスでの殺人事件の真犯人がマダナック、ということになっているようですが、シルバーブラッドについてはお咎めなしなのでしょうか?まだ兄の方が生きているので、うまいこともみ消しているのかもしれません。

 砦から出ようとする途中、エルフの団体と遭遇しました。サルモールのローブを身に着けています。
「サルモールの者に話しかけるとはな。光栄に思え」

初手からやなやつ~

 ずっと気になっていたことを直接聞いてみました。
「あの、サルモールって何なんですか?」
「ふん、我々はアルドメリ自治領を統治している。エルフの救世主、大戦の勝者だ」
 そこからとにかくエルフは戦争に勝って偉いしタロスはただの人間でそんな信仰くだらんから取り上げるよ、エルフが人間より優位な存在ってことわからせてあげてるんだよ、というような話を長々とされました。
 聞いてみたもののあまり興味がわかなかったので適当に相槌をうっていたのですが、それが妙に心地よかったようで、なぜか気に入られてしまったようです。「隠れタロス信者の証拠集めに協力しないか?」と誘われましたが、あいまいな返事をしてやり過ごしておきました。
 過去にサルモールの砦をひとつ壊滅させてしまったことがバレると、色々面倒そうですしね……


ホワイトラン

 久しぶりに家に帰ってきました。
 長い間待たせてしまったドルテには、お土産に新しい洋服を渡しました。鉱山で取り上げられてしまったときは焦りましたが、取り戻すことができてよかったです。ドルテも大喜び。

かわいいよ!

 しかし、今回のように思いのほか長期間家を空けることがあるとなれば、ドルテが心配です。ウルフリックによるホワイトラン侵攻の情報も気になりますし、対策を考えなくては……


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