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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん第二章~#16

こちらの続きです


『アルドゥインの災い』①


 さて、ドゥーマーの魅力に憑りつかれた人々の情熱に当てられたのか、はたまた私自身も引き寄せられてしまったのかずいぶん寄り道をしてしまいましたが、最も大きな仕事が残っているのでした。
 そう、手に入れた星霜の書を世界のノドに持って行き、アルドゥインを倒すシャウトを習得しなくてはいけません。

 と、その前に、ホワイトランのジョルバスクルに立ち寄りました。
 さすがに一人は心細いので従者を雇おうと思い立ったのですが、その辺りの傭兵よりも信頼のおける人が良いと考えた時、ファルカスさんの顔が思い浮かんだのです。
 ファルカスさんにお願いすると、「友人の頼みだからな」と快く了承してくれました。

またよろしくです!

 ファルカスさんと共に世界のノドまで登頂してきました。相変わらずの極寒。寒さに強いノルドでもある彼は適任です。

「手に入れたか、ケル、星霜の書を」
「!?」
 ファルカスさんは驚いて頭上を見上げました。

あ、そうそう、説明してなかった

 パーサーナックスが岩場の上から話しかけてきました。
「ティード、クレー…クァロス。それが触れれば時が震えだす。疑うべくもない。お前は運命に導かれている。コガーン、アカトシュ。この大地の骨組みは、お前の思うがままだ。急げ。アルドゥインが来る。奴がこの兆しを見逃すはずはない」

ここにアルドゥインが来る…?!

 急いで気流の乱れが見える場所に立ち…

ここかな?
よし!

 星霜の書を開きます。

ばさー!

 視界が歪み…

ぐんにゃ~

 気が付くとそこは…
「ゴルムレイス!もう時間がない!戦いは…」
 ノルドの男性が、人語を話す真っ赤なドラゴンと対峙しています。

!?

 ノルドの男性がドラゴンへ両手武器で果敢に立ち向かいます。
 まさに、ここはかつての世界のノド…ドラゴンと古代ノルドの決戦の場。時間の傷で星霜の書を開いたことで、その場面を見る事が出来ているようです。

 ゴルムレイスと呼ばれる女性の戦士が颯爽と現れ、ドラゴンの頭に飛び乗り剣を突き刺しました。
「ゴルムレイスにたおされたと覚えておけ!」

つ、つおい

 ドラゴンは倒れ、ゴルムレイスは誇らしげです。
「ハコン!素晴らしい日だとは思わないか!」
 ハコンと呼ばれたノルドの男性は、対照的に悲観的な声で言います。
「下の戦況は不利だ。アルドゥインが動かなければすべてが無駄になるかもしれん。なぜアルドゥインが出てこない?あんたの策にすべてがかかってるんだぞ、ご老人」
 現れた老人は冷静に言い返しました。
「奴は来る。我らの抵抗を放っておくはずがない。それに今更我らを恐れるとでも?」
 この老人がフェルディルだとすれば、ハコン、ゴルムレイス、フェルディル…パーサーナックスの三人の古い友人であり、シャウトを初めて教えた定命の者たちで間違いなさそうです。

彼らが…

「奴には大きな痛手のはずだ。今日ここだけで奴の身内を四体も倒している」
 確かに、見回すと周囲にはドラゴンの屍がいくつも転がっていました。パーサーナックスが言っていた通り、非常に強い戦士達ですね。
「しかしアルドゥインと戦って生き延びた物はおらん。カルソルも、ソッリも、ビルキルも…」
 彼らの仲間なのでしょう。これほど強い戦士達でさえ、アルドゥインには太刀打ちできなかったのですね。
 それでもゴルムレイスは強気です。
「奴らにはドラゴンレンドがない。引きずり下ろしさえすれば、必ずこの手で首をとる」

ドラゴンレンド!!

 そう、私は彼らのドラゴンレンドを習得するために、この景色を見ているのです。彼らがシャウトを使う場面を見る事ができれば、もしかしたら!

 フェルディルはゴルムレイスを窘めます。
「分らんのか。アルドゥインは弱きドラゴンのようには倒せん。奴の強さは桁違いだぞ」
 引きずり下ろしたところで、アルドゥインは倒せない――
「だからこそ星霜の書を持ってきたのだ」
 そう言って、フェルディルは見覚えのある巻物を取り出しました。そう、さきほど私が使用した星霜の書です。

あっ

 ハコンが怒声を上げました。
「フェルディル!それは使わないと決めたはずだ!」
 どうやら星霜の書を使うかどうかは意見が割れていたようですね。ぎりぎりまで意見は対立していたようですが…
「アルドゥインが来るぞ!」

あ!

 現れました。黒い竜、アルドゥインです。

何か言ってる

 ゴルムレイスは興奮しながら叫びました。
「ソブンガルデで見守る者は、今日この場にいる者をうらやむだろう!」
 そして三人が同時にシャウトを飛ばします。
「「「ジョール…ザハ…フルル!」」」

これが…!

 頭の中にシャウトの構成が飛びこんできました。どうやら『ドラゴンレンド』を無事に習得できたようです。

 アルドゥインが地面に落ち、狼狽えています。
「ニーヴァーリーン、ジョーレ!何をした?何という”言葉”を作り出したのだ!?ターロディース、パーサーナックス!首に喰らいついてやる!」

パーサーナックスにぶち切れてますね

「だがまずは…ディル、コ、マール…恐怖におびえながら死ぬのだ、自分の運命を知って…ソブンガルデで再会した暁には、お前の力をいただくぞ!」
 呪いのような言葉を吐くアルドゥインに、三人の戦士たちは執拗に攻撃を繰り出します。
「今日死すとも、恐怖に死ぬのではない!スカイリムに自由を!」
 頭部に斬りかかったゴルムレイスの体を、アルドゥインが噛み千切りました。
 ハコンが「くそったれめ!」と叫び、フェルディルに向かって言いました。
「無駄だ!星霜の書を使え、フェルディル!いまだ!」

あっ

 星霜の書を使うことを反対していたハコンが、ゴルムレイスの敗北によって限界を感じたようです。
 フェルディルは星霜の書を掲げました。
「待て…シスター・ホークよ、我らが契約を果たすため、その聖なる息吹を与えたまえ!失せい、世界を喰らう者よ!お前自身の骨より古き骨の言葉により、この時代にお前を宿らせるものを打ち砕き、追い払わん!消えうせい!アルドゥイン、我らは最後のひとりが倒れるまで叫び続けん!」
 火炎を浴びながらたじろぎもせず、力強く読み上げられたフェルディルの詠唱は完了しました。次の瞬間、アルドゥインの体が光りはじめました。

おお

 消えた…!
「効いた…やったぞ…」
「ああ、世界を喰らう者は消えた…我らが魂に精霊たちの加護のあらん事を」

 視界が再び光に包まれました。目の前にははっきりとした雪の岩場があります。
 
「今のが…アルドゥインが時の流れに追い払われた光景…」
 呆然としていると、あの声がまた聞こえてきました。

「バーロキ、ナーキブ、シレセジョール。この腹にはお前の同期たる定命の者達の魂が詰まっているぞ、ドヴァーキン」

!?

 アルドゥインです!パーサーナックスが予期した通り、アルドゥインが現われました。
「死ね、そしてソブンガルデで運命に従え!」

やったるかい!


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