25.どんな世界でも

https://note.com/3ayako/n/n438b5ed22d96

こんにちは
上記の「1.初めまして」の記事を
必ず読んで同意の上で次にお進み下さい
↑の「1.初めまして」に記事一覧あります

25.どんな世界でも

ある日に師匠と神社参拝をした帰り道
暗い山道とまでは言えない田舎道を
軽自動車で走っていました
神様方もふわふわと後ろについてこられていた

田舎道の独特の暗さの中から
サッと出てきた影に思わず声を上げる師匠
出てきたのは狸の子供達でした
しかし目では視えない存在
そして見当たらない親狸

毎度の事ながら
子供大好きな茜様が拾い上げ
我が家で保護しようとなった

茜様とは以前の記事で何処かに書いた
林檎飴を愛している神様です
この世にある林檎飴の全ての種類を食べるつもりで
毎日毎日齧られているのですが
歯がいつか折れてしまわないかと
こっそり心配しているのです…
神様も怪我はされるのです

子狸達に食べれるモノをあげていたら
親の狸さんが登場しました
どうやら食べるモノが無くて
飢えに飢えて息も絶え絶えだったようです

もう魂の存在であるはずなのにお腹が減るのか
それとも妖怪となってしまっているのか…
どちらだとしても
人の世界に追われて住まいも食べ物も失った
そう教えていただいて
涙を流しながら有難いと食べる姿に
どんな世界(次元の違いがあって)でも
棲み分けは難しく共存が行き渡るのは課題なのだと
目の当たりにしました

その後は親子で我が家の一員となり
三兄弟の神様方や子猫や子狐達と楽しく過ごしています

25.どんな世界でも