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2021年7月 企画展「傷の感情/痛みの記憶 -Imaginary friend-」 Gallery幻様


企画展DM

うさぎのほんわかした個展からいきなりダークね?と思うかもしれないのですが、人生において体と精神の臨界点を突破し動けなくなってしまった期間がありました。その時に体験した感覚を昇華してもゆるされる場所を探していて、ギャラリー様へ熱量のすごいメールを送りそれをうけとめてくださったので参加できるに至りました。飛び込み参加だったのでなかなか告知がうまくいかず、ギャラリー様に迷惑をおかけしてしまったなと今でも反省しています。


消耗したこころは燃え尽きた蝋燭のごとく


いたくてあつくてつらいのにずっと燃えていたんだよね
なるべくヒトの感じを出させず 蝋燭の溶け具合で額を変えたり
ティーキャンドルの火を消して、乾いた蝋燭の表面は、すごくキラキラしているんです


消えたティーキャンドルの表面


質感を寄せて作った額 蝋だけでなく、キラキラしています。

搬入の際には世界的に活躍してるような忙しい作家さんを召喚して搬入しました、ドタバタで、とてもご迷惑をおかけしました…

どちらがイマジナリーフレンドなのかな、という絵

ちなみに、人生で初めての企画展参加だったのですが作風がビビッドであったり、パキッとした作家様が多い中、私だけ物凄く薄い色の鉛筆画で参加をしたので存在感がなく。ほんとうに、ごめんなさい…………。
コロナ禍であったにも関わらずギャラリー様に貢献できなかったことを今でも申し訳なく思っております。

暗いことばっか言っておりますが、会期中は「絵が出ない分、フードで貢献を…」と、コラボフードをたくさんいただきました。展示によって素敵なコラボフードを考案されていて、戴きながら、オーナー夫妻とたくさんお話をさせていただきました。貴重なお話ありがとうございました。

心臓を模したフード
イマジナリーフレンドのスコーン君
アブサンまでいただいておりました

蝋燭の火で消耗した芯や何度も擦ってたくさん散らばったマッチ、それらだけでなく、光に寄せられて身を焼いてしまった蛾の少女のグッズも作りました。

インデックスシールみたいに、折るとページの端に留まるような感じになるのです
このように、枝にとめることもできるのです

直球の悲しさとは違って(この時、リアルも相当疲労がくるイベントが多々あり心が消耗しておりました)、いまは別の言葉で、違う見方で少し前の辛かった時期のことを受け止めて説明ができますし、なにより前を向いているので、イマジナリフレンドも、今はこの身と一つに。

もっと表現の幅を広げていきます。といつも誓いを立てるときに浮かぶのが幻さんです。

Gallery幻様
HP https://cafegallerymaboroshi.com

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