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コロナ禍の産物?

新型コロナウィルスが日々の暮らしに影響を与えるようになって以来1年半くらい経ちましたでしょうか。私の場合は見た目には大きな影響も受けずに生活できているほうなので恵まれているほうだと思います。そんな私でも長く続くステイホームで感覚がマヒしてきたり、精神的にきつかったりすることはあります。とはいえ、悪いことばかりでは世も末なので、「物事のよい面を見る」、「小さな幸せを見つける」ことをモットーにする(あまりできてないけど・・・)私としてはふと「そう言えばすごいことが起きているなあ」などと思ったりします。

例えば仕事面。しばらく前までの私周辺の仕事風景としては、何か資料を作成して、お客様や取引先に出向いて打合せして、あーでもないこーでもない言って言われて、会社に戻って誰かが議事録起こして、役割分担して資料をアップデートして、また先方とアポ取って・・・、とこんな毎日だった訳ですよ。

それがいまや、何か資料つくったら、打合せはオンライン。資料はPC上で共有して、その場で出る意見やアイデアは皆が見ている間に反映できて、打合せが終了することには修正版資料ができている!という状態なんですよね。しかも議事録の双方承認とかもちろん不要ですし、修正版資料もなんなら打合せ終わったその瞬間に参加者に送って確認してもらえばよい訳で。

この圧倒的なスピード感、効率アップ、当事者感覚、などなど一言で言ってしまえば「無駄のなさ」。昔、グーグルやアップルの会議が「すごい会議」だとして会議術みたいなもの、例えばスタンディングでやるとか、会議室の壁を全面ホワイトボードにするとか、まあいろんな試行錯誤があった訳ですけれども、今回ほど強烈に、しかも、一斉に改革が進んだ例はないと思います。本当に今物凄いことが起きている訳で、「デジタルって何?」っていう中高年も私を含めて多いと思うのですが、この程度のビジネスツールくらいにはキャッチアップできていなければ職を失う恐れがあると私は感じています。

幸い古典的な企業に所属していないので割と時代の前のほうを行く仕事の仕方をできていると思っています。仕事として何をやるかがもちろん大事なのですが、仕事のやり方がわからないとよい仕事もできない訳で。昔はビジネスマナーを新入社員のうちに学んでおけというのが常でしたが、今はビジネスの仕方を全員が今学ぶべし(むしろ若い人達のほうができている)という時代です。本当にすごいことができているなあと思います。私の勤務先はコロナが落ち着いてもこのスタイルは戻らないと感じているのですが、旧来型の日本企業もコロナの動向に関わらず今のビジネススタイルを本物にして競争力を高めていければと切に願います。

と、こんなビジネス論?を少し語ってみました。

次回は、新たな職業に就いて今私が心に抱き始めた将来の夢?について少し語ろうかなと思っています。


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