自分のオリジン④

前回、チューターさんに魅せられて(笑)、予備校に入塾した旨を書きました。

いやー、ヨコシマまでも至らぬ単細胞生物。。。

そんな訳で、K塾とYゼミに籍を置きつつ、K塾を起点とした予備校通いが始まりました。
特設コースに入ったのですが、案外ここが居心地がよくてですね~。同じ高校出身の連中もいたのですが、そんなに険悪な仲ではない奴らばかりだったので気付けば彼らと徒党を組んでいました。
だいたい5名くらいで固まって行動していましたかね。私よりも成績のよい(にも関わらず浪人という)親友Kと一緒に行動するようになったことはその後の私の人生にまで影響を及ぼしました。

いずれにせよ予備校通いは高校生活とは違って遥かに居心地のよいもので、イメージとしては大学生活ってこんな感じかなぁ.......というものでした。
好きな講義に出て(私の場合、数学だけはYゼミの講義に出たり)、面白くない講義しかない日は普通にサボりました。マジメな友達に入退館を記録するカードを預けておいたので何をやろうと皆勤賞(笑)。で、何をしていたかというと自宅が海の近くだったので、近所にある海辺の公園に自転車でフラッと寄ってベンチに寝転がって読書したり。まあ、好き放題していましたね。「自由」とはこれか!!みたいな。

とはいえ遊んでばかりいた訳ではなく、せっかく浪人したんだから再勉強するだけの一年間は絶対に避けよう!という意思のもと、2週間に1回小論文講座を無料で開設していた先生に頼み込んで弟子入りしたり、英検準一級を自主的に受験してみたり、今の自分が吸収したいことをトコトン追求しようとしていました。小論文の先生は面白かったですよ。「入れてください!」って直訴したら「これをお題に書いてみなさい」と。渡された紙を見てみたら「愛とは?」というお題。女性の先生ですからね、こっぱずかしいったらありゃしない(笑)。タイミングを間違えると行列ができるような人気の先生だったので、講義が終わると一目散でダッシュ。そんな感じで一年間ゲリラ的に小論文講座を受講し続けて、実際に小論文が必須の大学・学部も受験しし、そこにも無事合格しました。(結構有名なところです。ここに進学していたら私の今の人生も大きく変わっていたと思います。)

まあ、そんな感じでユルユルと浪人生活を始めたのですが、第一四半期の模擬試験の成績はまあ可もなく不可もなくというか「フツー」の成績でしたね。これが特待生でよいのか?って感じ(笑)。まあ、めちゃくちゃ頑張ってはいないからこんなもんだろう、と。

で、肝心(?)なチューターさんなのですが、予想通りまあ接点はほとんどなかった訳です。確か1週間に1回くらい、授業の合間だかなんかに短時間のお話タイムがあったかと記憶しています。ですが、チューター室に出入りするほど図々しくもないし、まあこんなもんだよね、と。なんか、楽しいからどーでもいいや的感じでした。

そうしたらですね、最初の模擬試験の成績が出た後に成績優秀者には図書カードがプレゼントされるのですが、私といつもつるんでいた同じ高校出身のKが成績優秀だったので図書券をそのチューターさんから手渡しでもらったんですね。
「なんだよー、あいつ。羨ましいじゃねーか!」
なんて思ったのですが、まあ私は成績も伴わないし仕方ない、、、と思っていた矢先、「単独科目なので図書カードとかはないのですが、hello!さんが英語で195点。偏差値81.5。素晴らしい成績ですね。この調子で頑張ってください!」みたいなことを突然言われた訳です。確かに英語は得意科目で、どんなにサボっていてもこれだけは常に武器になってくれていたのですが、こんな時にもまた武器になってくれるとは!

という訳でちょっと調子に乗りながら、「これは全科目で好成績を上げるしかないな!」と心に誓った訳です。
ここからhello!の快進撃が始まります!!(次回に続く......)

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