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衣装ケースで簡単キエーロ

今まで我が家は冬場の野菜くず堆肥作りとして、家の中で密閉した容器で作っています。
2カ月ほどでいっぱいになる容器。熟成を考えると2つ以上はないと冬場はしのげません。
置き場も困るので、前々からやってみたかったキエーロを今年の冬はやっていきたいと思います。

芝生の中に“にしまった”衣装ケース

家の中にあった、にしまった(方言)、あっすみません色が黄色くなった衣装ケースを使って簡単キエーロを作っていきます。
透明のケースが日光を取り込むので土の中の微生物が元気になります。

今年トマトを育ててくれた土などを再利用

来年も使える土にするために野菜や花たちを育て終わった鉢の土を使います。
残っていた根やごみを取るためにふるいにかけながら衣装ケースに土を入れていきます。これがなかなかの重労働だったりします。
本当は一度日光に当てて殺菌した土の方が良いのかもしれませんが、今回はこのまま入れていきます。

大きい鉢、3.5鉢分の土が入りました

6区画くらいに位置を決めて、毎日違う場所に生ゴミを入れていきます。
入れるときは深さ15㎝~20㎝ほどにほり、土と生ゴミをよく混ぜて乾いた土を被せる。この時に生ゴミが表面に出ていると虫が湧いたり、腐敗臭がしてきます。被せる土は厚めに被せると良いらしいです。
生ゴミ入れる場所は毎回違う場所に入れていきます。
入れる生ゴミは小さいほど分解が進みます。
6日間違う場所にゴミを埋めていって、7日目に最初に戻るとゴミが消えている、又は形がほぼない状態になっているという感じです。

土を入れたとたんにケースが日光を浴びて曇ってます

上の写真のように空気の通り道を作ることで、発酵時に出た水分を飛ばします。完全に湿った状態は悪臭の元になります。
表面は乾いているけど、掘ると少し湿った感じが良いらしいです。
発酵時は熱も出すので乾燥気味になる事もあるかもしれません。その場合は少し水分も入れていきます。

蓋が飛ばないように重しは重要

冬場は気温の低下でどうしても内部の発酵速度が落ちます。
その場合は発酵を促進するもの(糠・納豆・ヨーグルト等)を入れると元気に熱を放出してくれます。
日光が当たる時間が多い場所に設置するのが良いです。

以上、我が家のキエーロ作りでした。
発酵は夏場で2~3日、冬場で1週間。
寒冷地である我が家で、冬場も発酵は進むのか!
今年の冬の楽しみが、また一つ増えました。
因みに発酵を促進する物は薄めて使った方が良いらしいので、

手間でも納豆は別容器に入れて醤油等と混ぜる

納豆を取り出した容器に水を入れて、混ぜ混ぜするとネバネバの液体ができます。これを入れるだけでOK。
ヨーグルトであれば、飲み終わった容器に水を入れてすすいだすすぎ水をかけて混ぜるだけ。

糠は水分多いかな?と思った時に一緒に混ぜて良いと思います。

良い発酵状態だと白カビさんが出てきます。それは良いカビさんです。
一緒に混ぜ込んでOKです。

家庭から出る物で、土にかえる物は土に帰す。
これが私の目標です。
どんどん実践していければと思っています。

皆さんも簡単キエーロ、一緒にやってみませんか?ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

収穫間際のレモン。これで何を作りましょうか(*´▽`*)

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