安いのにビジュアルも音質も良い白い配信用中華マイク【FIFINE K688】
中華メーカーFIFINEのダイナミックマイク K688をAmazonでタイムセール8200円で買いました。
おすすめ度:★★★★☆
ビジュアルも音質も良く、セール時の値段であればマイクの選択肢として普通に候補に入ってくるレベルです。
製品概要
白、黒、ピンクの3色展開で、本体の塗装は半ツヤです。
見た目以外の特徴はUSB-C接続とXLR接続の両方に対応しているところです。用途を見るとShure MV7の対抗馬といった感じ。
また、製品ページにもあるように、高音が盛り上がる周波数特性をしているので、声が刺さる場合、イコライザーで調整する必要はあります。
購入から届くまで
Amazonのタイムセールで8200円で購入。もとの価格は10000円台を推移しているのでAmazonの最安値で購入できました。
国内に在庫があるらしく、一日かからず自宅まで届きました。
開封
箱は何色のものを購入しても黒色のマイクが印刷された箱で届きます。
中華製のガジェットではよくあることですが未だに注文間違えたかと不安になります。
内容物
付属品は、説明書(日本語)、USB-Cケーブル、5/8″ 3/8″ネジ変換アダプタ。
マイクスタンドは付属しておらず、自立もしないのでマイクアームかスタンドの購入は必須です。
見た目でこの製品を選ぶ際はマイクアームも白色にしておくとまとまりが出ておすすめです。
また、USB-Cケーブルが絶妙に短いので別途長いものを購入しておくと安心です。
白色のマイクでも黒色のUSB-Cケーブルがついてくるのはマイナスポイント。
外見と使い心地
ダイナミックマイクの定番で、今まで使っていたSM58とサイズを比較しました。
一回り大きい印象は受けますが、この形にしては小ぶりといった感じで、取り回ししやすいです。
この形のマイクの王道、Shure SM7bはこれよりも二回りほど大きいです。
裏側はこのように、ヘッドホンジャック、XLRジャック、USB-Cジャック、マイクのゲインノブ、ヘッドホンのボリュームノブがあります。
裏側へのアクセス性は悪いので、基本気に入った設定から動かさないのがおすすめです。
また、オーディオインターフェースを介してXLR接続を行う場合、裏側のノブと、本体側面にあるミュートボタンは使えないので注意が必要です。
そもそもミュートボタンを押す際にマイクに触れることになり、タッチノイズの原因にもなるのでマイク本体のミュートボタンはあまり推奨しません。
重量については、SM58と同じくらいで、市販のマイクアームにつけてマイクアームが垂れてくるということは起きません。
外見についてはやはり他のマイクの追随を許さない、スタイリッシュさがあります。
ShureやAudio-technica等の音響メーカーと違い、やはり配信者やインスタグラマー等、部屋を見せる人を意識したメーカーといった印象を受けます。
その姿勢は商品提供をするインフルエンサーにそういった人が多いことからも明らかです。
音質についても妥協がなく、「使える音質」になっていると感じました。
ダイナミックマイクは通常音がこもる傾向がありますが、このマイクは配信等の使用をメインで想定していることもあり、高音が意図的に持ち上げられている印象をうけます。
これにより、声の通りや抜けがよくなり聞き取りやすくなります。
音質については、それこそSM7B等と比較した際に劣っているのは事実ですが、低価格でより良い声になるマイクを提供するためにかなり考えられているなと感じます。
以上、FIFINE K688レビューでした。いずれYouTubeで音質比較動画を出そうと思います。
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