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新しい相棒ができた!

どうも!書くこと、読むこと、撮ること、食べることが大好きな未来(Miku)です。


前回の記事で、ドラマ「舟を編む」を見て、いろいろな気付きをもらい、「大人になって初めて辞書を買う」という決断をしたことを書きました。


今回は、お気に入りの本屋さんで「私の新しい相棒」に出会うまでの話を書こうと思います。



まずは本屋さんに入り、「辞書ってどのコーナーにあるんだろう」と店内をウロウロ。

私が行った本屋さんでは、資格取得などの本の近くに、たくさんの種類の辞書がありました。

この中から「末長く私の相棒となってくれるお気に入りの1冊を見つけるんだ」と思うと、ドキドキワクワク!


まずは全部、手に取って、触ってみることにしました。



大きさと厚みで変わる手へのフィット感!


いろいろな辞書を持ってみて、「手へのフィット感」が大事だということに気が付きました。

私はとても手が小さいので、大きくて分厚く、重い辞書は持ったり、めくったりする時に使いづらさを感じました。

ただ小さすぎるサイズの辞書は手にはフィットしますが、字が詰まっている印象を受け、少し読みにくく感じました。

そこで、大きさはB6サイズのものにし、持ちやすい厚みのものをいくつか選びました。

手の小さい私でも持ちやすい厚みです!



思わずめくりたくなる紙のぬめり感!


ドラマ「舟を編む」で、辞書の紙は、その辞書専用の紙が作られていることを知りました。

持ちやすいと選んだ辞書を一つひとつ広げてみると、確かに辞書によって紙が全く違いました。


何が違ったのかというと、まずは「色」です。

一つひとつを見ている時は紙の色がこんなに違うなんて気付かなかったのですが、並べてみてびっくり。

青白いっぽいものから、黄みがかっているものまでいろいろな色がありました。

辞書は文字が小さいので、文字が読みやすく目に優しい色の紙かどうかという視点で、それぞれの辞書の紙を見比べてみることにしました。

その視点で見ると、私は黄みが強めのものが読みやすく感じました。



そして、もう一つ違ったのが「紙のめくりやすさ」です。
これを「ぬめり感」というそうです。


普段本や雑誌を読んでいる時にはめくりやすさはそれほど気にならなかったのに、ページをめくる回数が多い辞書では、この「ぬめり感」がとても大切でした。

手に吸い付くようなしっとりとした「ぬめり感」のおかげで、サクサクページがめくれます。

私の好みは、紙を触るとサラッとしているのに、めくるとしっとり感を感じ、1ページ1ページ指に吸い付いてきてめくりやすいものでした。

絶妙な手触りとめくりやすさ。思わずページをめくりたくなる紙にとても感動しました。

黄みが強めで、ぬめり感のある紙がお気に入り♡



これから先長く使うには、文字のフォントも要チェック!


紙の色も去ることながら、文字のフォントも読みやすさに大きく関わってくるなと感じました。

今後、老眼などで目が悪くなるかもしれません。

これから長く使い続けられるように、見出し語のひらがなが目に入って来やすいものを選ぶことにしました。

「UDデジタル教科書体」というフォントが使われていて、見出し語が読みやすいです!



掲載されている言葉や解説も、辞書によって違う!


以前、「諦める」という言葉の意味について記事にしました。

印象に残っていたので、「諦める」という言葉にどういう意味があると書かれているのかを、いろいろな辞書で調べてみました。


「明らかにする」という意味を掲載している辞書はあまりありませんでした。一方で、「明らめる」という言葉で掲載している辞書もありました。

今まで辞書の内容を見比べることをしたことがなかったので気付きませんでしたが、辞書によって掲載されている言葉、意味や用法の表現、解説の仕方が違い、とても奥深いなと感じました。

ただ掲載内容に関しては、全部の見出し語を見比べるわけにはいかないので、私の中では辞書を選ぶ選択項目の優先順位としては低くすることにしました。



そして、私が相棒に選んだ辞書は・・・


重みと厚み、手へのフィット感、紙の色とめくりやすさ、文字のフォントという観点からたくさんの辞書を見て、触って、言葉を調べてみて、ついに「私の相棒にしたい辞書」が決定しました!!



私が選んだのは、三省堂さんから出版されている
「例解 新国語辞典 第十版」です。

明るい色で見てるだけで元気が出るデザインです!


私の小さい手でも持ちやすく、ずっとめくっていたいほど気持ちの良い紙が決め手となりました。

長く使い続けたいので、使いやすさを最優先で選びました。

この辞書なら、触る度にワクワクして、たくさんの言葉を楽しく調べられる、ストレスなく辞書を読めると思ったのです。


私の新しい相棒です!!



大人になって初めて辞書を買って思ったのは「実際に本屋さんへ行き、たくさんの辞書を手に取ってみて良かったな」ということです。

辞書って、驚くほど違いがありました。

紙の色、紙の質感、読みやすいフォント、持ちやすいサイズ。

人それぞれに好みがあり、その人にとってベストな辞書があるんだろうなと思いました。



この違いは実際に手に取らなければ実感できないことばかりです。

私も実際に手に取ることで、自分の好みを知り、自分だけの1冊を見つけることができました。

大人になって初めてのマイ辞書。もう愛着しかありません!!


ですので、もし辞書を買おうかなと思っている方には、「辞書なんて皆同じでしょ」と思わず、ぜひ手に取って自分好みの1冊を選んでほしいなと思います。


いろいろな辞書を手に取り、巡り会えたこの新しい相棒と共に、これからもっともっとたくさんの言葉と出会い、自分の文章の世界を広げていきたいです。

辞書ライフ楽しむぞ〜!


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