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お寺の講演会にてゼロからの再出発に学ぶ_20240702

7月に入って、たまたま見つけた講演会に参加してみました。


<講演概要>

 地域の保護司活動の一環(?)として、お寺で開かれた講演会です。「ゼロからの再出発」と題して、山口達也さんがアルコール依存症などに向き合っているご経験から失ったもの得たもの、感じたこと、取り組んでいることなどが伺える内容で、立ち直りが必要な方をサポートする保護司活動の存在も初めて知ることができました。

<参加したきっかけ>

・現在休職中、復職に備えて何かしたかった
・普段と違う考える時間として、お寺で過ごしてみたかった
・たまたま見つけて予定が合った、計画ばかりに気を取られるので偶発性に任せて動きたい気分だった
・成功談よりも失敗談から学びたい時期で、参加するとなにか気持ちが湧くかもしれないと思った
・講演ってあまり参加したことがないから行ってみたいと思ったから
・山口達也さんのお話に興味があったから

<感想>

 わたしは参加してよかったです。お話を聞きながら自分の経験や考え方に置き換えて静かに考える時間にできました。他にもいろんな気づきがあったのですが、心のベストスリーをここに書いてみます。

・心がすべっているか

少し前から通っているキャリアデザインカウンセリングでは、自分の感情を無視しがちなので今この瞬間の気持ちを聞く練習を最近よくやってます。今の気持ちってなんて言葉にすればいいんだろうって思う時もあるけど、心がすべってるかどうか、この表現はストックして「心がすべってない?」って聞いてあげなきゃと思いました!心がすべるってすごくしっくりくる。

・「底つき」を自分できめる

 お話を聞いて「底つき」という言葉に初めて出会いました。自分で底を決めなければいけない点にも納得感があってドキドキしました。自分でここが底だと決めないと、底なしの世界に沈んでいくようでドキドキを。ここだって決めたら浮上できるイメージも浮かんできたので、言葉にして自分に誓う感じ、わたしもやってみようと思いました。
 自分が今、放物線の2次曲線のどのあたりいるんだと。

・時間をかけて下がった自己肯定感は、上がる時にも同じくらい時間がかかる

 以前から自己肯定感につながる取り組みなのに、継続できなかったり、これでいいんだと自分を信じられなかったりと落ち込むことがとにかく多くて何もやらない方がいいんじゃないかって思うこともありました。自己肯定感をあげようと日頃から思っているけど、それにどのくらいの時間がかかるのか、それはなぜかって考えたこともそういえばなかったなと。
 だけどこの言葉を聞いて、腑に落ちた。これから先何回もつまづくと思うけど、自分を落ち着かせる言葉をまた一つ見つけられたなと、気持ちがスッとした私です。

講演後に急いで書いたメモと、「立ち直りのお守りに、撮影SNSへの感想投稿OK」をいただき
参加者みんなが激写した山口さん

<まとめ>

 講演会、参加できてよかったです。他人の価値観を取り入れたい時に、自分の価値観や言葉に置き換えながら聞く練習にもなったように思います。こういった講演の興味深さにも気がつけていい時間を過ごせました。山口さんありがとうございました。

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