32回目の世界。
今日、8/19に32回目の誕生日を迎えた。
32歳になった。
32歳は自分にとって少しだけ特別な感情があるので、記録に残しておこうと久しぶりにnoteを書いてる。
そういうのも、推してたバンドのボーカルが31歳で旅立ってしまったからだ。
当時、私は27歳だった。
あれから4年。
今日、あなたよりも年上になってしまった。
曲作りたいなーと初音ミクを買っては挫折し、押し入れに入れっぱなしだったベースを引っ張ってきては弦替えないとなーと先延ばししたり、行動に遅延が生じている人生を送っている。
子供の頃の32歳ってもっとしっかりした「大人」だろうなと思っていたけど、相変わらずマンガ読んでYoutube見てダラダラしている生活を送っていると32歳って実際問題そうしっかりした人間でもないな、と痛感する。
もとい、想像してた「大人」という生き物が年を重ねるごとに子供の頃考えていた(又はもっと年上の大人が口にしていた)「しっかり」「何でもできて」「立派」な存在という幻想が剝がれただけとも言える。
立派でも何でもないけど、それなりな32歳になった私にとって、32歳というのが少しだけ特別に感じるのは、あなたの音楽が大好きだからだ。
これからの人生にも大なり小なり試練のような何かがやってくるが、そこにあなたの音楽が延々と響くのだろう。
32歳からの人生でも、31歳までにあなたの作った音楽と、あなたの残したバンドを楽しめる世界であることに感謝したい。
立派でもなんでもないただ1人のファンが、あなたの音楽でつながりを持ち、友達ができ、楽しむことができるのは事実だ。
そんな当たり前の世界を「あぁ、うれしいな」とじんわり感じた32歳だ。
wowakaさん、音楽の楽しさを教えてくれてありがとう。
32歳からの人生も、楽しくやっていけそうです。
さようなら、31歳。
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