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自己肯定感と自己効力感の話

昨夜、友人と朝まで飲み話し明かし夕方に起きて懐かしいラーメンを食べて少しやること片付けてまた飲んで2時。丁度よく仕上がってます。


最近、自分的に面白い概念比較を勉強したので自分の思考の整理のために自分の言葉で書いてみる。


【自己肯定感と自己効力感について】


これ結構面白いなぁと思ったし少し言語化出来てないけどずっと感じていた部分を上手く言語化してもらった感じがして嬉しい。


自己肯定感はまぁ説明要らずだとは思うんだけど、自己効力感は意外と馴染みない、簡単に言うと【自信】


我々が他者と話すとき、意外とこの2つってごっちゃにして語られてることが多い。


自己効力感=自信=【俺私は今、すごく良い、凄い、上向きな状態である】という自己認識かつ発言みたいなもの。


ここ数年、ずっとこの感じに違和感があった。

だから俺は割と誰と話すときもこれを胸を張って話す気が起きなかったし、実際やってこなかった。


自己肯定感はある。これは環境要因。育った環境が割と全てだと今は思っている。


幸い俺は【自分の意見、意志、主張を頭ごなしに否定される環境】に居なかった。これは本当に親に感謝すべきことの一つだと思う。

もっと言うと【自分の意見、意志、主張が何と無く無償に容認される環境】に居れた。この環境に幼少期〜青年期にかけて居れたことが全てだと思っている。

今、俺に自己肯定感が存在していることに俺自身の努力や、頑張り的な要因は一切ない。環境が良かった。父、母、ありがとう。


もちろん全てが全てOKだったわけではなく人道的に外れた、外しかけた言動、行動をした時にはガタイの良い親父に容赦無くぶっ飛ばされた。親父のビンタの手の平の厚みは多分一生忘れない。

しかしこれはまぁ自己肯定感を育む、阻害する要因には意外と入らない。シンプルに昭和的な教育なだけであって、全く別軸の話。


思想信念を自由に育ませてもらったおかげで自己肯定感という【俺はたとえなんにもしなくても、もちろん100%楽しく生きていい人間に値する】という思いが成人してからの海外放浪、無職生活を支えていた要因の一つでもあると思う。

反面【全生物に本質的に生きる意味など何も存在しない、我々は地球上から長くとも100年足らずで消えていく生物の1つでしかないから、それが地球が終わるまで延々続いてく現象の渦中にあるだけ】みたいな思想も根強くある。

そしてこの雑に言うと無常観みたいなものも、実は【自己肯定感】もっというと【何かに挑戦出来ること】に繋がっていると思う。

何故なら本気で本質的に言えば誰一人【意味】などもってこの世に存在していないから(これは何かをディスっているわけではなく本質的に本気で思っているだけ)


だからこそ俺は今自己肯定感を持てているし、何かへの意味づけ、主義主張思想信念の発信を楽しめているし、これからも挑戦が出来るのだと思う。無常でありがとう。


ここまでが自己肯定感。


冒頭にも述べたように俺は自己効力感に基本的に疑念を持っている


なぜならそれは一過性のものである確率が割と高いから


そして【自信】という精神概念を言語化したものについて、自分の中で【常に存在しているもの】という捉え方をしておらず【自分のその時の状態、波によって使い分けるもの】という認識をしているからである。

自信は【持つものではなく、状況によって使い分けるもの】

こっちの方が俺は概念理解としては全然しっくりくる。

このいわゆる【自信】こそが油断しているとさっき述べた自己肯定感と混ざりやすい


だからこそ、俺は自己効力感を全面的に他者に感じさせる話し方を好まない。

そしてこの話し方を自分がされた時に、何かを含んでいるような返答、応対を繰り返してきた。



自己効力感を他者に感じさせる話し方は麻薬的な一面も含んでいる。

話し方、スピード、抑揚、環境、よく言うノンバーバル的なものが上手く組み合わさると他者に【錯覚】を起こさせる。


この他者に【錯覚】を覚えさせることによって自分が受けることが出来る【他者からの賞賛、羨望】に中毒的な面白さを見出してしまうと結論どうなるか

深みと面白さがなくなってしまう。会話をする上での余白がなくなってしまう。


俺はいつまでも他者との会話を楽しんでいたい(勿論人も限られるが)


会話の可能性や余白を潰してまで【自己効力感を感じる自分(他者に自分の自己効力感を感じさせることによって)】でありたくなかった。


このことこそが俺が恐れていた、何と無く敬遠していた事象であり、今ようやく自分なりの言葉で言語化ができた。


なんかもっと具体例なんか出させたらもっと伝わる層も増えたんだろうけど、ちょっと面倒くさい。今日のところはこの辺で。

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