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人生は避ける逃げるも大切ですが、防ぐことも大切です

人生は良いことばかりではありません。また悪いことばかりでもありません。良くて半々です。しかし人によっては、片寄ってしまうこともあります。

運気の良し悪しで行動するかどうかを決める

今日だけついてないという一過性の場合は関係ありませんが、私は、月単位の長さで運気が良くないなと思える時はしばらく攻勢に出るのをじっと我慢する。

じっと我慢していると、何かの拍子に「ひょこッといいことが突然訪れます」。その瞬間から運気が上がります。そう感じたらまた、あたらめて前に一歩踏み出します。

勝負に強い人、運の強い人、喧嘩に強い人は、なぜ強いか。その秘訣は、負ける時には決してこちらから仕掛けない。勝てる見込みの時だけ攻勢に出るからです。戦国武将と同じ考えで勝率を高めるからです。

逃げる避けるは案外しやすい

今の世のトレンドは、苦手なものから逃げる、嫌なことは関わらないように避ける。きっと”良くないな”と思いながらも、スルーしてしまう世の中です。みんな一緒の気持ちです。でも50回が50回全部避けて逃げても、100回すべてそうできない場合があります。その時はどうしましょうか。。。

しかし他人でなく自分や家族の身に降りかかった時は、誰もスルーして助けてくれないとピンチになります。

溺れた子供を助ける父親が溺死する、仲裁に入った人が被害にあうことはあるのですが、日ごろから心の準備と体の準備をしなくていきなり行動してもうまくゆくとは限りません。そこに悲劇が生まれます。

経営者の方が、社員の方と同じように、逃げて避けていれば、社員の方から見放されてしまうと理屈では思いますが、現実には、社員思いの経営者の方であっても、苦手なことや辛いことから逃げながら、避けながら、経営をしている方も多いのです。

防ぐって止まって踏ん張ることです

逃げなくて止まってしまうことだけでも大変勇気が必要です。さらに踏ん張って、防御したり、対策を立てたりは大きなエネルギーが必要です。

私も過去に飲食店の経営者の方から、ありもしない言いがかりをつけられて立ち往生したことが35年間で2回ありました。いずれも経営者側の人間の機嫌を損ねたことで起こりました。十分な力と経験を積む前の起業後10年未満のコンサル時代のことでした。

●1件目
県の絡んだ施設の開業で機器の一つが私のミスで図面から欠落していたことを県側の女性担当者から指摘され無償弁済しなさいと言われたこと。ある日の夕方、たまたまその女性と二人になった時に、つき合ってと交際を申し込まれて返事をしなかった報いでした。(女性は怖い)後日食品会社の支店長さんに懇願して寄贈をしてもらいました。逃げ出さずにできるだけ冷静に、どうすればベターな解決ができるか知恵を絞ることしかありませんでした。

●2件目
開業後の契約で支援していたレストランの料理長が、飲食の世界を知らない酒販店の経営者と衝突して、フライパンを床に投げつけて突然退職。店は即閉店となり、とばっちりがこちらに来た。呼び出されて、1年分の前金を気前よく支払ったこの契約先が裁判するというのをなだめてのち、契約月額の半金を返金金額に変えて、以降返済完了までなんと5年間近くかかりました。その後この方とはじっこんの間柄となり、もう20年間以上もこの方と仲良くしています。

踏ん張ることはとても大切と思います。何が飛んでくるかわからない時もありおっかなびっくりな時もありますが、一方で逃げたり、避けたりばかりでは幸福になれないことも多いと私たちは知っています

いつかどこかで、自分のため、家族のため、祖国のために
踏みとどまることもしてみましょう


(了)

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