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食日記35:牛豚鶏の肉食べ放題は2つのホルモン剤が危険です!

焼肉きんぐさんの輸入肉カルビ(別途に国産牛(乳牛)の単品もあり)

 飲食業を支える仕事をする身にとっては、食べ物をシビアに判断して
今日より明日にもっと進化する飲食店にしたいといつも考えています。

■成長促進剤(飼料添加物)ラクトパミン
 輸入の牛豚の餌に混ぜて食べさせている

・日本では使われていません。
・アメリカでは牛豚などに使われています。
・オーストラリアでも使われている。
 その他では、ニュージーランドも、カナダも、メキシコも。
豚の歩行障害、呼吸困難、衰弱死などが報告されている
発がん性が疑われている

■成長ホルモン(注射)エストロゲン
 ステロイドホルモンの1種の女性ホルモン

・日本の牛には使用されていません。しかし、
 輸入する牛豚には使用されていて「輸入はOK」なのです
・日々利用する焼肉食べ放題店で食べている牛豚肉には含まれています。
・アメリカやオーストラリアなどで使用されています。
乳腺細胞の増殖促進(乳房が大きくなる?)、卵巣排卵制御
脂質代謝制御中枢神経(意識)女性化(おかま化?)など

■日本の鶏肉には多くのエストロゲンが含まれて
 いる

・餌に混ぜられています。
 若鶏➡ヒヨコが50日で若鶏になり、処理されて鶏肉で出荷されています。
 集団肥育のため抗生物質や成長ホルモンを与えられて育てます。
 しかも、飼育高低が短いために無検査のままの食肉の流通です。

がっつり食べたい唐揚げですが・・・・

食肉の安全規制が不完全なままの日本で食べる肉は、

国産牛と一部の豚以外の豚と鶏は食べ過ぎないように

注意すべきと思います!


■私たちも「ホルモンフリー」をめざそう!

誰ですか?ホルモン食べ放題って勘違いした人は?(笑)

上記で少し説明したラクトパミンやエストロゲンなどのホルモン剤の
入っていない食肉・加工品を食べようという食の選択肢です。

グルテンフリーと同じくらい、またはもっとホルモンフリー
大切な選択肢と思います。
日本人が拒否すれば、国は規制方向に動かざるを得ないと思います

劣悪な環境で育った家畜肉を使わない、
化学物質を投与された家畜の肉を使わない、
という食材の選択をする「ファストカジュアル業態」も飲食業界の中に
芽生えてきているようです。

■おまけの話

久しぶりに焼肉きんぐさんの「58品コース税込2948円」を研究してみました。
輸入肉
カルビ(牛、豚、鶏)、ロース(牛、豚)、タン(豚)、ハラミ(豚)
など

国産肉
●特選カルビ、極みカルビ、国産牛肩ロース、国産牛焼きしゃぶ
 いずれも価格から判断すると、「国産牛=乳牛=ホルスタイン種」。
 国産牛の乳牛の70%は雄の去勢牛が使われています。

10年前に比べて、

焼肉食べ放題の宿命として、
●価格にお得感がないと若者やファミリーの集客力がない

だから、その価格内で懸命に原価率35%あたりを模索していると
感じられます。

どこでそう思うかというと、
豚、鶏メニューやご飯ものメニューがずいぶん増えたから
です!


もはや本来の牛肉の食べ放題の売り方は高価格でないと
成り立たなくなってきていると思います

もう30%くらい食肉が値上りすると、焼肉食べ放題の「業態破壊」が
始まるのではと思う次第です。

あなたの健康はあなた自身が守ってください。
1億円のお金よりも健康でいることの方が本当に幸せなことです。
病気になると、誰しもしみじみわかることです。

(了)






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