食べ塾71:公庫制作「スマホで簡単!写真の撮り方ガイド」飲食店編をご紹介!
先日訪ねて行った知人のところで1冊いただきましたので、ぜひ共有していければいいかなと思い、今朝からスキャンしまっくて資料化しました。
私もメニュー写真の立ち合いには30年くらい関わっていますが、この内容は
セミプロ級の知識が詰まっています。
youtubeでアップする時のヒントにもなるかと思います。
飲食店のメニュー表(メニューブック)は、お店とお客を繋ぐお見合い写真のようなものです。”美味しそう!”と感じていただければ大成功です
では、順次見てください。
監修は、中小企業診断士でMBAカメラマンの石田紀彦氏が
行っています。ていねいでわかりやすい監修です。
*見開き構成のページを左側1ページ、次に右側1ページで表示して
います。(スマホで見てもある程度見えるように)
写真が暗い・影が映る・・・と、美味しく見えないからということです。
私の場合は、
店頭では、引きつけるための良さを強調した「イメージ写真」
店内では、セット内容や食材の感じを目で確認する「説明写真」
という区別で写真を撮り分けています。
理論的には客数を取る方向か?客単価を取る方向か?に分かれますが、
超高級店以外のお店(一般的には客単価10,000円未満)は客数で
売上を確保しており、
反対に超高級店は当然ながら客数よりも客単価がとれる仕組みを作って
満足度の高いおもてなしをされています。
ここから撮影ノウハウの説明です
半逆光というのが一番評価が高いですね。
じゃあ、お金をかけずにするにはどうしたらいいか?ですが、
●カメラ側から(順光)・・・フラッシュ機能・撮影用のライト
*店舗内にある白熱球などは黄色を帯びた色が移り込みますから注意。
●被写体のバック側(逆光を作る仕掛け)・・・発泡スチロールの板2枚を
ガムテープでつなげて、屏風状にへの字に置く。
●カメラ下やカメラ左右に影をなくす(サイド光など)
・・・・レフ板(お盆やボードにクシャクシャにして広げたアルミホイルをテープで張ったもの)
などを使ってみたらどうでしょうか?私のやり方です。
半逆光の詳しい説明はこちらにあります。
箸をつけることは一つの有効な方法と思います。
しかし、雰囲気の合うある程度清潔感や高級感のある箸でないと
逆効果になってしまいます。割り箸やプラ箸では安っぽくなります。
さらに注意をしますと、
写真に「本商品」と「売価に含まれる他のもの」以外のものを
同時に撮ってしまうと、
価格に含まれていると誤解するお客様が発生する恐れがある
ことも事実なので、お気を付けください。
価格をのせないインフォーメーション的な写真はフル装備で撮る
と思っていただければ良いかと思います。
私は株式会社 日本政策金融公庫さんがこんな親切なパンフレットを
飲食店用に制作されていたとは知りませんでした。
問い合わせをすれば、多分無料でいただけるのではないかと思います。
ご活用ください。
飲食店応援団
元気に生きようとする人の応援団
オードリー7
(了)
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