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たべものコンサル日記126:#今私にできること<親切に何度も説明した上で 最後に魚雷を撃って理解していただく>

  私は経営コンサルタントという”自営業”を長年やりながら、心の中では同時に「社外専務」「会社顧問」「参謀」という経営者を支えるNO,2
経営者というスタンスで、30年以上仕事をしてきました。

一国一城の主の経営者という生き物は、基本的に人に言うことは聞かせても、人の言うことは聞かない

  我が強いから経営者になれたということもありますし、人の言うことを聞かないから、小さな失敗も、たまには大きな失敗もする。
小さな失敗は反省の材料であり、成長のための原資になりますが、大きな失敗は会社を劣化弱体化させて、最後は息の根を止めます。

経営者であっても谷底に落ちる前には、ちゃんと危機を察して言うことを聞く姿勢に変わります。
でも、それでは改善改革の力を削いだ後ではておくれになることもあります。運よく間に合うこともあります。

<経営者の方が助言を聞く対象の方>
1、親しく年齢の近い経営者
2、金融機関のうち仲の良い支店長さん
3、尊敬している、お世話になっている  知人、経営者の方
4、顧問税理士
5、会社顧問(自社で契約している人)*部下ではない
6、社会保険労務士
7、会社幹部・社外取締役
8、家族(奥さん、子供の意見は役員でない限りあまり聞いていない)


何度言っても拒否するが、会社にとって重要なことを理解していただくために最後は魚雷を撃つ!

  はっきり言って、わがままで、独断的で、人の言うことを聞かない、
しかも、私に毎月現金を何万円か支払う立場の方に、魚雷発言や魚雷メールを送ることは、非常に危険な行為です。

私は、常々こう思っています。
「はいそうですね!」を95%以上言われるコンサルはB級コンサルと
考えています。
役員もコンサルもYESマンであっては会社は傾き、やがて潰れます。

A級コンサルになりたかったら、ほめられなくても、
経営者の方との強固な信頼関係(3年~10年の歳月が必要)をバネに、
会社が危機になる恐れを回避するために、
前もってきちんと、嫌な顔をされても伝えるのが役目と思うのです。

先日も口頭で2月で3回説明してもわかっていただけず、

長文のメールで事実通りのあり方を説明して、社長権限があっても、
立ち入ってほしい所と立ち入らなくて任せるところの判別がないと
良い経営者のあり方にはなりませんと伝えたばかりです。
*私より8歳下の今年63歳になる経営者の方への助言でした。


コンサルキャリアが増すとそれに比例して難易度の
高い仕事が来るようになります

  これは世の中の分担業務見たなもので、
若い人には若い人用の仕事が来るし、中堅になれば、中堅に向いた仕事が来るようになると思います。

20代であっても、30代であっても、はたまた60代、70代であっても
真摯に仕事に向き合い、プロセスに注視しながらも「結果重視」を
怠りなく行い、業務の完成を行ううことがミッションと考えております。


5年おきにお金重視から人柄重視の仕事の選択に
変わりました

  今は新規の仕事は、その経営者の方の人物像を見て、
この人のためだったら、貴重な自分の人生の時間を使ってあげよう
と思う人しか引き受けないようにしています。

      毎日ご飯が食べられたら他はどうでもいい

もう若者ではないので、半分は仙人かもしれません。
まあ、単純にこう思って生きている日々です。

若い時分は、人をうらやみ、お金を欲しがり、貧相な心で
過ごしていました。*少しはバネにもなりましたよ。

でもそれは、30年、40年かけて少しづつ溶けてゆきました。

(了)



飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします