名前を呼ばれるとうれしいうさぎ。

◆好きなひとに名前を呼ばれる、それが何よりも嬉しいと感じる今日このごろです、皆さんこんばんは、みくとです。

 先日から、偶然ではありますがすきなひとから名前を呼んで頂ける機会があったのと、喋っている姿を拝見したことから、とてもふわふわした気持ちでこれを書いています。

 わたし、昔は自分の名字がキライでした。
どこにでもあるありふれたお話です。クラスに二人同じ名字の人間がいて、わたしではないそのひとはとても可愛くて、元気で、明るくて、クラスのアイドル的存在でした。
そしてその結果、わたしは名字すら呼ばれることがなくなった。とってつけたような『渾名』はいつしか、いじめの対象物である証として名字とともにわたしのこころを深く抉るものになりました。

 それでも、名前はキライじゃなかった。
母親がつけてくれたその名前は、実にわかりやすく親の願望がこれでもかと詰め込まれた贅沢な名前だったけれど、少なくともわたしが生まれたことを喜んでくれているのだと教えてくれるものだったから。その名前を呼ばれるときは、そこにいていいよ、と言われているような気がしたから。

 インターネットが普及して、今ではこうして、本名ではない"名前"で呼びあうことが普通になりました。

 わたしが今使っているこの名前は3年ほど前から使い始めたものですが、今ではすっかりこころに馴染んでいます。本名に音色が近いというのもありますが、呼ばれると嬉しくなっちゃいます。
だからか、やはり『好きなひとに名前を呼ばれたい』『好きなひとの名前をちゃんと呼びたい』という願望がとても強かったりする。単純だけど、ちゃんと名前を呼んでくれるひとが好きなのは昔から変わらないかも知れません。
 名前はそのひとがはじめに授かった魔法。
だから、これを読んでくれたあなたも、たまには大切な人の名前を呼んでみてくださいね。

それでは、またここでお会いしましょう。
今日も、あなたに優しい夜が訪れますように。

願わくば、いつもあなたのそばに
みくとU(•ㅅ•)U

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