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【読書メモ】The Queen's Gambit | Walter Tevis

読み終わってしまった…孤児院育ちの天才チェス少女、エリザベス(ベス)・ハーマンの苦悩と孤独と快進撃。

男性優位な社会の中で事あるごとに違和感や疎外感を感じつつも、タイトルを次々制覇、挫折と倦怠感を味わい再起、と洋書だがテンポが良く読みやすい。

とにかく肩をすくめて顔をしかめる描写が多く、つっけんどんな口調や対戦相手の見た目や言動への負の感情などベスが異様にサバサバした性格なのが伝わってきた。

結末は、作中チラリと触れられていた、チェスで頂点を極めた後どう過ごそうかという不安への答えが与えられていてよかった

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