見出し画像

先発医薬品と後発医薬品②

先発医薬品と後発医薬品①はコチラ

後発医薬品(ジェネリック医薬品)はなぜ安いの?

先発医薬品は長い時間をかけて開発されます。1つの成分が医薬品として発売される裏には医薬品にならなかったたくさんの成分があります。先発医薬品は1つの医薬品に対して、数百億円といった莫大な研究開発費がかかっています。それに対し、後発医薬品は先発医薬品と同じ効き目・同じ有効成分を持ちながら、新薬開発費を省けるため、お薬の価格を安く提供することができます。

後発医薬品と薬剤費

後発医薬品に変わることで、先発医薬品に比べお薬代はおよそ3〜6割安くなると言われています。

また、国の薬剤費は年間約10兆円とも言われています。後発医薬品が発売されている医薬品が、先発医薬品から後発医薬品に変われば、国の財政負担も軽減できます。

新型コロナウイルスの影響で、これまで以上に家庭も国も財政難になってきていますので、後発医薬品はとても良い選択肢だと思います。


海外の保険では、入っている保険(保険金額)によって、先発医薬品が保険の対象内か、対象外かということも変わってくるようですので、国民皆保険制度で先発医薬品も使えてしまう日本は優しい国ですね。


お読みいただき、ありがとうございました!


2020年12月著者になりました!

↓薬のニガテさん応援!現場に役立つクスリのはなし↓

画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?