グループとは何なのか

突然ですがグループて何なのでしょうか。
青春?同士?家族?
部活やチームとは違うのでしょうか。

一つの答えとして
僕が思う事を書こうと思います。

グループは「全員で一つである」。

家族でもない、友達でもない、一緒に活動していてもゴールや思いも違う。
けど、ステージには一緒に立っている。
不思議ですよね。
喋ってるわけじゃないのに気持ちが分かりそうなあの感覚。

グループで活動している殆どの人が言葉にして、この感覚を説明出来ないと思います。

「あなたにとってグループは何ですか?」
うん、とても難しい質問ですよね。

※音楽活動でのグループ話と思って読んで下さい。

物事てのはそう上手くいくものじゃないと思うんです。大事な時に熱を出してしまったり、絶好的な瞬間に立ち尽くしてしまったり、頭では出来るシュミレーションも現実ではそう上手くいかない。

けど、グループ皆でお互いを支え合えたらどうでしょうか。

自分が苦手な事、出来ない事をメンバーがやってくれる。メンバーの出来ない事を自分がやる。そして、悩んでる時は聞いてあげる。悩んだら聞いてもらう。

「おはよう」、「またね」、飛び交う笑い声、ポジティブに働く陽がグループのモチベを上げてくれる。

「ごめんね」、「ありがとう」、感謝や尊重し合う言葉、これらがグループの結束を高めてくれる。

メンバー全員で一つを作ってる。

だから自分の事しか考えられないのはナンセンス。優しさが必要なんじゃない。思いやりが必要だと思う。

「誰かがやってくれる」という考えじゃなくて、誰かに一つやってもらったら自分でも一つ何かをする。頑張ってみる。

これらの積み重ねがグループを大きくすると思います。

最初は声に出して言ってもいい。
僕(私)がこれやるから、そっちは誰かやってほしい。

メンバーが体調不良で欠員が出たバンドがアコースティック編成で瞬時に対応出来したり、ボーカルのみで弾き語り、アイドルは欠員者の歌割りを歌ったり、そう言ったイレギュラーな事も前を向いて、残りのメンバーで鼓動を高めてやっていけていれば、それは支え合えてるのかもしれない。

どうしよう、、?出来るかな、、、
じゃない。

どんな時でも一緒に乗り越えられる様に日頃から準備しておく。

それが出来るのがグループだと思います。

そしてグループてのは自分の中での価値観を変えてくれる存在でもあると思います。
メンバーを見てたら「頑張らないと!」て思えたりする。


グループてのは「全員が歌上手い」、「全員が楽器上手い」、「全員が容姿良い」、「全員ダンス上手い」という稀に見るチートチームでは難しいし、売れるとは限らない。
人より優れているものを持った人はプライドも同じだけ育つ。それが邪魔になる事もある。
自分が一番。負けない。
こんなのは貪欲さでもなくエゴで視野が極端に狭くなってる証拠。

なにせ、上手い、かわいい、カッコいいてのは専門家以外の人は分からないから、自分の感性頼り、または、周りの同調圧力から起きる判断。

前半に話した様に、グループとしての活動が何なのか、僕の考えを元に一つ言える事があります。

グループの存在は個が持つ力を数倍にするので、ソロでやっていけない人でもグループでなら活躍が出来る。メジャーのモンスターグループでさえソロ活動になると脚光を浴びない人がいるくらいなんですよね。それだけグループていうものが持つ力は強いて事ですね。

グループをどう育てていくのか、メンバー一人一人がどう向き合っているのか。これが力量や技術にも大きく反映されますし、人としての成長にもなる。

てか、人柄だと思います。そしてその人が持つ個性だと思います。同じ人なんて居ないので、居心地が良いグループは自分の存在や人柄、個性をカバー、そして尊重してくれるメンバーがいるという事です。お互いに手を取り合える関係。

青春ですね。同士ですね。家族ですね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?