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映画感想文『アダムス・ファミリー』 〜マスター・ハンド大活躍〜

不気味な屋敷の中、不気味なものに囲まれて暮らす、不気味な金持ち一家。

それがアダムス・ファミリーです。

一家の主人であるゴメズは、25年前にアダムス家の長男である兄・フェスターが失踪した原因は自分にあるとの罪悪感を抱き続けていました。


ある日、アダムス家の顧問弁護士であるアルフォードは、自分が借金をしている高利貸しのアビゲイル親子の息子・ゴードンが25年前に失踪したフェスターそっくりであることを発見します。


そこでアビゲイルとアルフォードは、フェスターが戻ってきたという体でゴードンをアダムス家に送り込み、アダムス家の財宝をごっそり盗み出そうという計画を立てます。


果たして、ゴメズはアダムス・ファミリーの財宝を守ることができるのでしょうか。。。

作品の印象として、映画全体が独特のブラック・ユーモアに覆われているなぁと。


大乱闘スマッシュ・ブラザーズのマスター・ハンドの生手版みたいなのがグロテクスに動き回ったり、

ホッキョクグマの毛皮の絨毯の頭部が生きていたり、

母親が子供たちに凶器での喧嘩を促したり、

その母親(ドM)はクライマックスでY字拘束の拷問を受けたり(監督の趣味か!?)、

ラジバンダリ。。。


今からするとそれなりに前(1991年公開)の作品ですが、それをあまり感じさせない映像的面白さと、痛快なストーリー展開でした。


どうやらこの作品には2があるらしく、しかも噂によれば2の方が評価が高いらしいので、近いうちにそちらも見てみたいと思います。