映画感想文『バンブルビー』 〜トランスフォーマー童貞も大丈夫〜
『バンブルビー』を見ました。
私の中のトランスフォーマーは、
♪ WAR WAR 争いは STOP IT ♪ (わかる人どれくらいいるのか 笑)
で止まっていて映画版は見たことがなかったので、正直楽しめるか心配でした。
しかし、ストーリーとしてはトランスフォーマーシリーズの前日談的な感じで、トランスフォーマー童貞の私でもしっかり楽しめました。
というか、この後どうなっていくのかが気になって、むしろこの作品からトランスフォーマーシリーズ入門しようかなと思わせられたくらいでした。
これを読んでいるトランスフォーマー童貞(もしくは処女)の方で、道連れになってくれる人募集中です(笑)。
それは置いといて、今作は舞台が1987年のアメリカということで、挿入歌やら出てくる車やらでその時代を反映した演出がなされていました。
特に挿入歌はThe Smith やら BON JOVI やら Duran Duranやら、当時のスターたちの名曲で彩られていて印象的でした。
気のせいかもしれませんが、主人公たちがハイなシーンではUK系の曲が、主人公をいじめるやつらがハイなシーンではUS系の曲が流れていた気がします。
特に主人公のお気に入りはThe Smith のようで、
作中たびたび流してご機嫌になっていました。
でも、The Smithってアメリカでも流行ったんでしょうか。
アメリカでThe Smithを気に入っているってのは、結構な音楽ヲタのような気が(笑)。
そう考えると、この作品のテーマの1つには「オタクによるルサンチマン」的なものも含まれるのかな…。
とまぁ、トランスフォーマー童貞の私にここまでの深読みをさせるくらい面白い作品だったので、
私と同じトランスフォーマー童貞(もしくは処女)の方にもおすすめでございます。