6月最後の五月病

今頃になって襲ってきた五月病。疲れているんだよと言われるし、それはわかっているんだけど。

学校って楽しくていいんだっけ。もちろん勉強は大変なこともあるのだけれど、学校という場所が苦しくないのは何年ぶりだろう。というか、そんな時期ってあったのかしら、とも思う。思い出は美化したいものだし、きらきらしていたはずの昔話も、敢えて語ろうとすると苦しいことだってある。

楽しくても、やっぱり疲れるのだ。いろいろな言葉が聞こえてきて、街を歩くときのようにイヤホンで塞ぐわけにはいかない。昼休みのお弁当の混ざった匂い、前方にはずっとプロジェクターが光って、刺激は十分すぎるほどにある場所。

よけいなことを考えずにはいられない。暇なわけじゃないけれど、
いや、暇なんかな。