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20191227 日記 宮古の革と東京の職人
忘れたくないので、振り返り。
朝、仕事で、打ち合わせに行く。「どんな人に、商品を知ってもらうか」「愛される商品にどうやったらなれるのか」などなど。
ビジネス用語だと「商品のブランド価値を上げる」とかそんな感じなのかもしれない。言葉って不思議だ。
ネットが広がって、情報を得られるようになった。でも、代わりに、グーグルとか検索のなかでの情報でしかないという側面もある。
で、リテラシーが大事。
ぐるっと回って、「信用できる人や団体の信用できる情報が大事」なのだと思う。
そして、その先は、自分で見た、感じたものが一番大事、という感性というか、自分の生き方すらも購買行動に出てくる。お金のない若い世代を見ているとすごく感じる。
そして、自分発信を責任をもってすること。正直であること。
これは、別にもう、個人だけではなくなった気がします。これが、2019年で大きく変わったことだと思う。人は嘘や向き合わないことは、わかるものだと思う。
知性があるとかないとか、経験がなんとか、ではなく、ピュアな内観みたいなものかな。身体が拒否反応することを内観すると見えてくるものがある。
で、次の打ち合わせ。
宮古牛の革のプロジェクトを友人と話した。わざわざ宮古から来てくれたので、ありがたかった。
そして、数年前からつきあいのある職人さんのところに連れて行った。みんな同い年である。多分、三人とも、世の中からはそれた生き方かもしれないけれど、自分のしたいこと、自分が信じること、自分が美しいと思うこと、そういうことを軸において、仕事をしている。
好きでたまらない、ともちょっとちがう。ささやかな感じ。
16時から23時まで、喋り続けた。核のようなものに、少しずつ触れていく感触があった。また、宮古の友だちとは、連絡をぼつぼつ取り合う。形にしていきたい。
なんにでもスピードが大事なところと、ゆっくりと育てる、2つの側面があるような気がする。
信頼できる人同士がつながっていく瞬間はとてもうれしい。
友人の店。工房とBARが一緒になっています。かっこよすぎる。
https://garretworks.tumblr.com/
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