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目先のことよりももっと遠くに視点を置くと気持ちが楽に楽しくなる(…はず!)

会社の経営計画では年単位(ものによっては5年、10年の中期計画)で目標を立てそれを実現するために1年、半年単位で達成するべきマイルストーン(最終目標を達成するための通過点となる目標)を打っていく。社員一人一人は自分の仕事の中で経営計画を実現するための業務を1ヶ月単位、1日単位の作業目標に落とし込み日々のタスクを実行していく。

例えば、会社の経営計画が「今年の売り上げ◯◯億以上」だとする。
各事業部の管理職層は自部署の中で売り上げを上げるためには何をするか考える。企画部門は「マーケットの拡大のために新規性のある製品を市場に投入する(①)」、開発部門は「競合他社から顧客を引き込むために他社と同等以上のスペックの製品を開発する。そのために技術開発する(②)」とか、営業部門は「買い替えサイクルを促進するため、新製品をPRして今年は◯台販売することを目標にする(③)」など事業部レベルの目標を立てる。
企画部門社員は①を達成するために、「どのような機能があると良いか?」「どのような機能が顧客に喜ばれるのか」マーケティングをして製品の企画案を作っていく。

会社の目標は壮大だが「どうすれば?」が不明確だ。
社員一人一人に行動が細分化されていくほど、より具体的に現実的な仕事内容になっていく。
会社が掲げる目標は壮大だけど、社員一人一人が日々の業務でやることは地道だ。地味すぎる。
その小さな積み重ねが会社を支え、大きな成果に繋がっていくのだが、机に向かってそれだけをコツコツやっていると、自分は何のために仕事をしてしているのか、これが将来何につながるのか、何の役に立つか見失うし、わからなくなってくる。
日常に忙殺され沈んでいくとはこういうことを言うのであろう。
現実的、具体的であるほど行動しやすくなるのだが、目の前に積まれた書類の山に狼狽することだってある。
「この書類チェックが、新製品開発のための書類チェック作業で、新製品を作って販売することで会社の売り上げに繋がるし、顧客も喜ぶ」と、視点を壮大にして未来を思い描かないと、手が進まないのである。

なんだか創作活動にも通ずるところがある。
創作活動においても、この思考が活用できないかなと思った。

目先のことばかりみていると、数字の変化や日々の出来事に左右される。
人はリズムで動いているから、気分がのらない時はうまくいかないし、のっているときは絶好調。
細かい目で見てしまうと、気分がのらない時は創作の進捗がなくてブルーになる。何で進まないんだって自分を責めることもある。
創作は地道だし、自分が思い描く完成像を作り上げるまでに時間がかかる。仕上がっても「何か違う」と思うことだってある。

アップダウンも含めひとつの大きな固まりとしてみれば、どうだろう。
こういうサイクルなんだと納得する。
1日ではなく、月や年で見ていくと確実にできることが増えて成長しているはず。そうじゃないだろうか?

小さなことでクヨクヨしてしまうときこそ、遠くを見て、大きな目標や自分が叶えたい夢のことを考えよう!

足元ではなく遠くの景色(空とか)を見よう!

* * *

創作活動における私の目標。
自分の文章力を上げたり、書きたいと思っている物語を自分が納得する形に具現化することだが、最近また新しい目標が加わった。

自分だけではなくその周りの人々、人々を包括する創作世界を大きくしていきたい。
なんだか自分のことだけ考えている時よりも、誰かのことを周りのことを考えている時の方がずっと有意義だし、なんだか楽しい。

気が滅入る時は、最近はそう思って過ごしている。


〜最後まで読んで頂き、ありがとうございました〜


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