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需要 < 書きたいもの重視の創作になってしまう件について

 おはようございます。文章創作の民、さわなです。
 出勤前ですが、思うことがあったのでnoteを書きました。

需要 < 書きたいもの

 自分は重要より自分の書きたいものを重視する創作をしています。

仕事ではないので、趣味でやっているので、自分が楽しいことをする。

 そういう信念です。


現実では叶えられない欲望が反映されている?

 創作活動って、現実では叶えられない願望や欲望が反映されているような気がするんですよね。誰しもそうではないと思いますが、少なくとも私はこの傾向がありそうです。

文章を書くのが好き。物語を考えるのが好き。

に加えて、

自分が考えたものを自分が思うような形にしたい。

と思っています。それが根底にある気がします。

【自分が思うように】というところがポイント。
なぜか、もう少し深掘りしていきます。


自分が思うようにできない現実のモノづくり

 私の本職はメーカーの開発職です。分野は電子機器。家電量販店で売っているような家電ではなく、一般の人が手に取れない、専門家向けの製品を作っています。
 つくる仕事に憧れがあり、学生のころから開発職を目指していました。
その”つくることへの憧れ”が今の創作活動に繋がっていると思います。

 ただ、つくる仕事は制約ばかりで苦労しています。

  • 基準や規約に準拠した製品であること

  • 品質を担保するための評価試験を実施し、妥当性を示すこと

 前者について創作でわかりやすく例えると、1000文字以内で書かなければいけない。
○○という文字は使ってはならない。
など、ルールを守らなければならないです。

 後者については、例えが適切か怪しいですが、「面白さの指標としてブックマーク100以上を取得する」という基準があったとして、それに満たなければ作り直し…とかですかね。
 使い心地が良いとか、顧客感情や顧客情緒にあたる内容が製品の評価項目に入っているイメージです。


リアルのモノづくりは制約だらけ!?

 仕事なので、ルール遵守は当然と思っているので、当たり前のことなのですが、時々疲れることもありますね。
 ひとりではなく、大勢の色んな分野の社員とモノづくりをしているので、意見がぶつかったり、折衝が大変だったり、時には船頭多くして船山に登る事態になることも。
 人や規約、色んな外的要因で開発スケジュールは遅延しますし、国内ではなく輸出製品の場合は法規制が変わるので、考慮すべきことが増えます。

 私の日常は縛りだらけのモノづくりなので、

趣味の時間くらい好きにやりたいんだー!!

と、思っています。

 なので、現実の不満解消というくらいに、需要 < 書きたいものになっているのだと思います。

 メーカー勤務だからこそ、それを活かして市場分析…とも思いますが。あまり仕事脳を趣味に持ち込みたくなくて。(切り分けたい性分です)
 需要を知るには顧客を見るのが大事。余裕があったら、分析してみます。


 付け足しになりますが、商業作家も同じなのかと思います。自分が書きたいモノよりも読者が求めているモノを編集者とすり合わせ、時には方向性や内容の修正指示が入り…。

 だから、創作活動って好きなモノが書ける素晴らしい機会だと思うんですよね。




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