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「あれ?私の作品って人気ない?」と、心がくすぶっている時の処方箋

 こんにちは。さわなです。
 土曜日、子供達の習い事送迎から帰ってきたお昼が、土日の中で一番心穏やかに過ごせる時間です。

 さて、最近依頼台本に注力していて、3週間近く投稿サイトに台本も小説も投稿していないので、心穏やかです(笑)
 普段は投稿する際に、サイトのPV(閲覧数)、いいね、ブクマに目がいってしまい、ザワついてしまうからです。投稿する機会が無いと目に触れる回数も減り、数字のことを忘れることが出来ます。

 と、言うわけで…
 今回は投稿サイトについて回る数字と、自分がその数字が取れない理由について考察し、「まぁ、それでもいいじゃない」って自分を納得させる自己分析のお話です。

そりゃ、自分の作品をより多くの人に見てもらいたいわけです。

 他の作者さんが「〇〇(投稿サイト)でランキングに入った!」「ブクマ100ついた」「閲覧数◯◯万PV達成」とかつぶやく度にモヤっとしてしまう…。

 なんとも心の狭い私であります。

 「人は人、自分は自分!気にしない」と思っても、気になってしまう。

 私は度々「数字は気にしない方がいい」「数字じゃない」とか言いますが、それは数字が取れない私を慰め鼓舞するために発言しているもので、周囲に強く共感を求める気はないのです。

 だって、そりゃ、多くの人に見てもらいたいし、評価されたら嬉しいし、PVもブクマも多い方がそりゃあいいに決まっている!

 ランキング入りもブクマ100も、万PVも、自分にとって滅多にあることではなく、割と奇跡に近い話だと思っています。尚更経験が少ない私は他者の実績と喜びの声にモヤっとしてしまうわけです。(この数字は私が主に投稿しているpixivの水準です)

 そのモヤっとはマイナス思考の引き金になり、

ランキング入りもブクマ100も、万PVも果たせない自分は人気がない
=読まれていない
=好きと思う人がいない…!
=求められていない?

 …そんな風に負のスパイラル思考に陥ります。

 デジタル創作、SNS創作時代に突入して、早く、ダイレクトに反応が返ってくる素晴らしい時代だけど、他人と比較しやすくなった(されやすくもなった)。
 個人サイト主流時代は甲乙つけ難い芸術分野だったはずなのに、投稿サイトにより他人との競争にさらされる世界になった。

 好きで始めたことなのに、競争に揉まれ、「好き」が消耗し、苦しくなることもあります。

 なんとも厳しい世界だ…!

人気作品に目を通して気がついた。

 人気作品はなぜ人気なのか。私の作品と何が違うのか、それを探るために人気作品を見てみることにしました。

 目についたところから、ランキングやいいね、ブックマークが多い作品を読んでみました。
 なるほど、こういう要素がウケるのだな。こんなキャラが良いんだな。こんな展開が良いのかな。(作品分析するnoteではないので中身については割愛します)
 …と、数字がついた理由はなんとなーくわかるんだけど、ひとつはっきりしたことが…。

 私の好みじゃない!(ごめんなさい!)

 数字が取れている作品は私には響かなかったんです。

 つまり、

某投稿サイトでみんなが好きな作品
=私の好み。私が今読みたい作品

ではなかったと言うことです。

 人気の作品は「みんなが好き」だから人気なのだと思います。
 でも私の好みではなかった。それだけのことです。

 人気作品の傾向や系統は自分の好みではなかったことに気づきました。

自分の好きを形にするのが自分の作風

 前節で、投稿サイトの人気傾向と自分の趣向が一致しないことを実感しました。

 数字を稼ぎたいなら、

人気傾向の作品を書けば良いんじゃない?

 と、頭をよぎりますが、

 書きたいものを書くが私のスタイル。
 自分の好きを形にしたいから創作活動をしています。目標は数字を取ることではない。
 もっと欲を言えば、自分の好きを形にした作品で数字を取りたい。

 でも、数字を取るために、無理して創作活動はしたくないのです。

結果が乏しい理由は明白

 私が数字を取れない理由が見えてきた気がしました。

 投稿サイトの人気傾向と自分の趣向に乖離があり、自分の趣向で創作した作品は、人気傾向からずれているので、そりゃウケない。結果は乏しくなるわけです。

 「なるほど~」っとなりました。

 今活動している投稿サイトで需要がある作品と自分の作品傾向は合わないのかもしれません。

 自分の作風とマッチする投稿サイトが他にあるのかもしれない…!
 そうしたら、また違った結果になるかもしれない。

 色んなサイトで反応を見てみるのも良いかと思うんです。
(ちょっとそこまで手が回らないので、私はこの状況を理解しつつ、現状維持になってしまいますが)

それでも見ている人は見ている

 人気作品に比べれば、PV、いいね、ブックマークは乏しいですが、それでも見ている人は見ています!
 そういう読者さんに私は恵まれたと思います。

 どこで私を見つけてきたの!?と、驚くほどです。

 アツイ感想をコメントやDMで送ってくれたり、台本の執筆依頼があったり。
 特に台本の執筆依頼は、他にも候補がいたり、相見積もり取っているんだろうと、大抵は疑ってかかるのですが、「あなたの作品を拝見して、是非ともあなたに」と唯一無二で私にオファーをしてくれた依頼主さんが多く(と言っても数名ですが)とても嬉しいです。

 誰だかわからない大勢の読者さんではなく、個人の読者として深く印象に残ります。

最後

 現状、数字が取れない自分の心を救うのは、数百のいいね、ブックマーク、数万~数十万のPVよりも、たったひとつの私に向けたメッセージなんだなと思いました。


〜最後まで読んで頂き、ありがとうございました〜

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