見出し画像

12Hと月星座のリーディング 補足と解説 2

私はチャートを読むときにタイトなアスペクトをとっている小惑星は重視します。(1度か2度くらいまで)
特にパータイルをとっている小惑星は、主要天体を理解する上で欠かせない象意を伝える存在と考えているので、超重視します。

Aさんの12Hのルーラーの金星はセドナとパータイルでスクエアです。
ハウスやサインの情報は省きますが
これだけでAさんは過去世で人類を次の次元へと移行させようと努力してきたこと
でも、過去世の中で裏切られたり、騙されたり、奪われたりしたことによる深い傷があり、その傷はAさんの自己価値を根底から覆すものだったことが分かります。
その結果、Aさん自身が世の中の不条理に絶望し、自分の哲学、理論から手を離したような可能性も考えられます。

そして「こんな酷い目にもう二度と遭わないために」と思考を優先する生き方をするようになった可能性も高いです。

リーディングに書いた「意識の進化が未熟な人たちに人生を狂わせられた。でもこれは自分にはどうすることも出来ない、だから諦めるしかない。」
は、このような経験からの諦めだったと思います。

今生のAさんにとって自分の哲学、理論から手を離さない事。
どれだけそれが伝わらなくとも、諦めない事が大切だと思います。
そして、そこで諦めなければAさん自身の意識の進化はより進むでしょう。

*     *

採用するアスペクトですが、タイトなものであればマイナーなものは重視します。
マイナーなアスペクトに意味はないと考える方もいらっしゃいますが
私はマイナーでも、タイトにアスペクトをとっているという事は偶然ではなく必然と考えています。
ですので36度、ノビル、セプタイルなどは採用しています。

自分をまず知る、理解するために12Hと月星座から読むことはとても役に立ちます。
また、家族、クライアントさんの人生の背景を理解する上でもとても有効です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?