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比江島慎から学ぶ、モテとは。

オリンピックに45年振りに出場した5人制バスケ男子日本代表は、夢の1勝を上げることは叶わず、残念ながらグループリーグ敗退となってしまった。私は勝てるという手応えがあったし、終わってしまったいま、心は抜け殻になっている。
正直、最後のアルゼンチン戦は、日本代表はこんなもんじゃないのに!という印象が強いゲームになってしまったから、余計に悔しい。

しかし、そんな中でも、自分の本来の力を発揮して、ひときわ輝きを放った選手がいた。

比江島慎。

「比江島ステップ」と呼ばれる、独特なリズムで繰り出されるペイントエリアへのアタックを武器に、高校大学社会人プロとスター街道をひた走り、常に日本バスケ界の中心にいるスター選手。

ただ、私はこの記事であえて比江島選手のプレーヤーとしての凄さには触れない。それはバスケに詳しい方々がたくさん書いてくれているのでそちらを参照してください。

ここでは、Bリーグモテ男決定戦2代目ナンバーワンで、おそらくBリーグ界で最も女性人気の高い彼の魅力を分析したいと思う。
題して、比江島慎から学ぶ、モテとは。である。

ちなみに私はモテと程遠い人生を送っているため、分析の信頼性は眉唾だが、比江島慎がモテるのは紛れもない事実だ。
ソースは、彼を知ったとき「え?この人がBリーグモテ男ナンバーワン?確かにかっこいいけどそこまでじゃなくない?」という反応をしたのに、たった1ヶ月で試合中「まこちゃーーーん♡」という黄色い歓声を自宅で1人あげる立派なキモオタになった私である。

①独身である

大前提である。
既婚者は異性にモテようとするな。

ちなみに比江島選手は2021年8月2日現在結婚発表をしていないが、もし結婚してもファンはあまり減らないだろう。
なんとなく彼のファンは、彼のことを家族を見るような優しい目で見ている人が多い気がするからだ。例えるなら親戚のオバチャンとか近所に住む幼なじみの女の子とか、そんな目。

②仕事ができる

彼はバスケ選手なのでバスケが仕事な訳だが、試合中の比江島選手はとにかくかっこいい。
ディフェンスに臆せず隙を見てペイントにひらりと舞い込むように侵入する姿、体をはってディフェンスをする姿。
華麗さと泥臭さを併せ持つプレーは見るものを引きつける。

きっと我々一般人も、会社や、学校や、趣味のサークル、その他もろもろの「各々の持ち場」で自分の持ち味を発揮することが、多くの人にとって魅力的に見えるための大前提だろう。

③見た目がきれい

②に続いて、そりゃそうだろうな。ということを書いているが彼は実際見た目がきれいである。
ここのポイントは、あくまで物凄いイケメンでなくてもいいということだ。
まあ、比江島選手はイケメンなのだが、俳優並かと言われたらそこまでではないと思う。
それより清潔感とか、なんか垢抜けてるとか、そんなところが人類にモテるには大事なのだ。多分。
彼はとても白が似合う気がするが、きっとそういうところも清潔感というやつの賜物なんだろう。

↑白が似合う比江島選手のピンナップ

実は私はヒゲのある男性がなんとなく汚い感じがして苦手だったのだが、彼のおかげで清潔感のあるヒゲの男性がいることを知り、そのままヒゲのある男性もめっちゃかっこいいじゃんと視野が広がった。マジでありがとう。

④普段のギャップ

これ。これである。比江島慎の沼に叩き落とされた人間はみんなこれにやられてきたのではないか。

〜比江島慎 ギャップ伝説〜

※登場人物がまあまあいるので敬称略です。

①喋るのが苦手な人見知り
・篠山に、「辻いないと人と会話するのも危ういのに。」と言われる。※辻と比江島は高校大学と1学年違いの盟友
・比江島が高校の頃、声が小さいため聞き返しすぎて、普通なら5分で終わる内容の電話が30分かかった(竹内譲次談)
・青学大3年時のインカレ優勝インタビューがすごい。これを見ると現在はだいぶ頑張ってるんだなとしみじみする。(26分9秒から)

②うっかりやさん
・海外遠征に行く前に炊飯器にご飯を入れっぱなしにして腐らせる。
・ファンクラブ向けイベントの日に車の鍵を失くしたせいで家から会場まで全力疾走し、疲れて路上で休んでいるところをファンに撮られる。
・インタビュー動画中、いい話をしているところで間違って机を蹴って台無しにする。

③いじられキャラ
・チームメイトの渡邉裕規にコート上でもオフコートでも常にいじられている。

・チームメイトだったライアン・ロシターに「マコはパピー(子犬)」と言われる。

・ベンドラメ曰く、いじられて能力を発揮するタイプ。

・一個下の田中大貴に「お前」と呼ばれている。


仕事ができないとただのポンコツ。
仕事ができるイケメンだけだと高嶺の花すぎて親近感がない。
仕事ができて、清潔感のあるイケメン。そして、普段はちょっと抜けてるいじられキャラ。
高低差ありすぎて胸キューンってなるわ。
それが比江島慎である。

⑤結論

普段は母性本能をくすぐられる可愛い子犬(なお身長は191cm)でありながら
ひとたびコートにたつと日本を代表するスコアラーになる比江島選手。
老若男女、人類なら誰でも彼に魅了されるのは仕方ないというくらいの魅力を彼に感じざるを得ない。
ちなみに人類だけでなくキリンとも仲良くしていた。

こうしてまとめることで改めて彼のモテっぷりが明らかになった気がする。
そして王道かつ強すぎてあまり参考にならないモテメソッドに、非モテの私は「あーあ。来世は比江島慎みたいに生まれよう」と思いながら、彼に向かって黄色い歓声を送るしかないのだ。

2021-22シーズンも、彼のオンコートとオフコート、両方から目が離せない。

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