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230114_デジタルが濃くなっていく世界

現代文明は多くの人々が明日のお金、生活の心配をして経済を追いかけているところに特色があります。そして経済を楽に追いかけたいがために何でもシステム化していきます。本当にそんなシステムなんて要る?と思えるものをどんどん作ります。そして辛うじて頭のごく一部の範囲だけを使っていた人間も段々と何もすることがなくなり申し訳ない程度に使っていた頭も使わなくなり機械だけが動くようになっていきます。

アナログの世界、デジタルの世界という表現があるとすると現代はデジタルの世界一辺倒に進んでいっているのが特徴です。

そのうち現代社会は人間もデジタル管理、監視対象としていきます。電子政府というものがいずれ登場してくる可能性があります。その人の思考、行動、誰と出会って何をしゃべったのか、誰と性交したのか、肉体はどんな遺伝情報を持っているか、資産は幾ら持っているのか、何でもデジタル情報として把握され個々が管理されていきます。

デジタルが行き過ぎると、非常に危ないなのは何となく想像できますが、アナログも行き過ぎると危ないという感じで。変わっていく地球環境にスピーディに対応できなくなり滅ぶ可能性があります。デジタルも同じ。デジタルも行き過ぎると滅ぶ可能性がありますね。

何も考えずに生きている人はデジタルの世界に吸収されていきます。個性を取り上げられていきます。次々出てくる社会のアイテムの利便性、メリットを聞きたくなくとも永遠とインプットされ洗脳され催眠にかかっていきます。不都合な真実、デメリットは一切聞かされることはありません。

デジタルな世界に進んでいく人類は今後、本音を隠し感情をなかったことにし頭も体も使うことがなくなっていきます。本音も感情も失くしていくことから肌の色が灰色に変わっていき、また体の酸素消費量、必要量も減っていきますから体が小さくなっていきます。遂には体も失くなりただのコード情報だけの存在となっていきます。

まあ利便性、効率性、メリット、ラッキーだけを追いかけている種族の行く末はこんなものになるのではないでしょうか。

やはり人生にはアナログ的な要素も非常に大事だなーと思います。プログラム情報、コード情報もまあ大事なんでしょうけど、行き過ぎるとロクなことがないものです。


クリスタル・フラーレン


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