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230104_體(体)とコミュニケーションしていく

日々を生きるためには非常に基礎となる部分は体ですね。

体と日々どのように向き合っているか?これは見た目のほうに非常によく反映されます。現代だと専ら他人から高評価/好評価を得るための肉体作りみたいなものが行われていますが、そういうのは期間限定で一瞬で終わっていくものですね。年齢が過ぎていったら誰も見向きもしませんからね。腹筋割ったところでそれが健康なのか?というとそういうことではないですよね。

そんな他人からの評価よりも自分が身体をどう手入れしてきているか?というのが終生つきまとうものなのでそちらを大事にしたいところ。

我々はロケットを飛ばして空高く昇っていった先に宇宙があると教えられてきましたが。個人的にはそのように教えられたものは本来の宇宙ではないと思います。身の回りには本来の宇宙ではないものというのは無いと思いますが、テクノロジーに依存する生活に慣れ親しむとそれが見えなくなる傾向にあるようです。

一番基本的な部分、身近となる宇宙は肉体ですよね。まずこの肉体にある宇宙とどのようにコミュニケーションしていくか?というところで日常の体の手入れが重要となってくるわけです。

【〇〇したら健康になれる】とかそういったものを実践してケアするといのうのは、体宇宙とコミュニケーションしているか?と言うとしていないと思います。それは誰かが言ったことを鵜呑みにしただけでコミュニケーションはしていないと考えられます。コミュニケーションというのはそういうものではないのですね。【〇〇したら健康になれる】というのは錆びついた自転車のチェーンに油を指したら、チェーンがスムーズに機能するぐらいのあくまで機械的な感じで肉体を扱った話で、生きているものを扱ったものではないですよね。

誰かが言ったこと、自分が言ったこと、全然違うものが出会って別のものになっていく、そしてもう元に戻ることもない新しい状態に絶えず成っていくという、そういうプロセスが見られるのがコミュニケーションだと思いますが、肉体宇宙が発するものと日々の自分の肉体を観察する目と氣付きとそういう様々な眼差しが相まっていくと何かが起こっていきますがそのプロセスが絶えず起こっているのがコミュニケーションではないかと思います。

現代で手に入る体の情報は、例えるならラジオのスイッチオンのボタンを押したらラジオが使えるようになるぐらいものでしかないなーと思います。勿論、スイッチオンするのは前提として非常に大事ですが、生き物は機械ではないということをよく意識しておきたいところ。〇〇したら▲▲を防げるとか、情報としては単純で取っ掛かりやすいものですが、誰でも単純に取っ掛かれるものってのはやはりそれぐらいのものでしかないということは覚えておいたほうがいいですよね。

キッチリと自分の肉体と自分がコミュニケーションを行えるようになったとき、はじめて身近にある宇宙というものが本当に姿を現すんじゃないですかね。

クリスタル・フラーレン


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