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230612_デジタルやトランスヒューマンを推進している意識は一神教?

デジタルと神というと何となく別個の関係なさそうなものと思えますが、

神という概念を作ったのは人間で。その意味するところは何でも見通して何でもきちゃうスーパーな能力を保持しているというところでしょうか。
何でも出来てしまうというところは何だかエリートみたいな呼ばれ方している層が目指している在り方のように思えますが、当然、そういう方たちも肉体のポテンシャルを開花出来なかったら肉体の外部にある機械とかデジタルテクノロジー依存になると思われます。

凄い機械、コンピューターを作ってそれを使ってあたかも自分たちが神のようだと自覚するわけで。投資銀行の人間にありがちな振舞なのかなと思ったりします。
で結局、神なのはコンピューターを使っている人間ではなく、コンピューターでした~という話で。コンピューターを何でも出来てしまう存在する唯一の神と捉えているので何となく今のようなデジタルと資本主義が融合している社会を作っているのは一神教を頑なに信じている人達、トランスヒューマン信棒者ではないかなとちょっと思ったりしました。

日本は様々な神様を擬人化して作ったところを考えるとやはり一神教ではなく八百万の神(色々な神がいること)が合っていて、一神教信者が作った間違いのない唯一のデジタル神、トランスヒューマン神なんて発想はあまり合わなさそうですね。

そして一神教の特筆すべき特徴として挙げられるのが罪と罰で。悪いことしたら制裁を与えますよというやつ。デジタル資本主義がまさにこの特徴を組み込もうと躍起になってるように見えます。一神教が作る世界に文句を言うヤツ、もしくは頭の中でひそかに思っているヤツは一人残さずあぶり出し罰を与えるソフトウェア、仕組、バーチャル世界を作りだそうとしているではありませんか。

罪と罰を与える人工知能神に管理させられる人間。そして個性をなくしてナンバーIDで辛うじて個が識別できる人間。それを管理しようとしているのはハイテクと巨額マネーを駆使するごく一部の一神教信者。こういうのは既になんかのストーリーになってますね。

クリスタル・フラーレン


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