ワークパンツ

4回目の投稿となる今日はファッションの話です。

僕は全然オシャレでもないし、服装を褒められた事もあまりないですが、服装に無関心とか興味がないとかではなくて。
むしろ人の服装を見たり、お店で服を買ったりする事は好きなんですが、それでも格好良くならないということは僕にセンスがないんだと思います。

だから服を買う時はなるべく美容師をしている奥さんに「これどう?」って聞いて、奥さんから良いリアクションが出れば買うようにしています。

そんなセンスのない僕でも奥さんの意見を聞かずに買ってしまう服があります。

それがワークパンツです。

この写真はDICKIESというメーカーのワークパンツです。

渋いですね。痺れますね。荒々しいですね。

このワークパンツ、シンプルなデザインなんですが結構奥が深くて、シルエットが細身のものだったり、ストレッチが効いたもの、日本人向けに股下の深さが違うものなどがあったりします。またカラーバリエーションも沢山あるのも良いところです。僕も詳しい訳ではないので興味を持ったら調べて見ると面白いと思います。

で、僕がなぜワークパンツというものを好きなのかというと「無骨」な感じがするからなんですね。
そもそもワークパンツっていうのはその名の通り、本来はアメリカで作業着として作られたそうなんです。

メーカーのホームページ画像を見ると、海外では本当に工場で働いている人や農作業をしている人がワークパンツを履いて作業をしているんです。
それがまた「武骨」でカッコイイんですよ。

だからワークパンツの着こなしとかで調べると出てくる「ワークパンツを使ったキレイめコーデ」とか「フォーマルな格好にあえて外しのワークパンツ」とかにはあまり興味がなくて。
さっき書いた、海外の人の着こなしみたいに少しぐらい汚れても気にせずに、日常生活の中で実用的な感じが好きです。
実際に小さな子供が2人いる僕でも、汚れやほつれを気にせずガンガン履いています。もしダメになっても定番商品なのでまた買えばいいやってなるし。

もしワークパンツが喋れたら
「俺達ゃあアメリカで生まれて、労働者達が着てきた丈夫な服なんだからよう!少しぐらい汚れようが関係ねぇよ!作業着が汚れて気にするバカがいるか?ガーハッハッハっ!」
って言うと思います。(妄想)

そんなアメリカ生まれのワークパンツを履いている時は僕も少しワイルドになります。
鏡で自分を見てみると、二割り増しで顔の彫りが深く、どことなく肩幅も広く見えます。(幻覚)
どこからともなくステッペンウルフの「BORN TO BE WILD」が聴こえてくる気がします。(幻聴)
ドアを乱暴に閉めるようになったり、口調も少し荒々しくなります。(もはやワークパンツに人格を乗っ取られている)

そして普段は優柔不断で、コンビニのレジ前にある大福のこしあんを買うかつぶあんを買うかで悩む僕も、ワークパンツを履いている時は目に入った方をワイルドに掴み取りレジにガサツに起き、「勘定してくんな!」って言いながら小銭をばら撒きます。
それぐらいワークパンツってすごいんです。
(↑ワークパンツを履いた時の自分の話、全部嘘です)

くだらない事を書きましたが、とにかくワークパンツっていうのは僕の中ではワイルドなアイテムなんです。
これからも僕はオシャレとは言われないだろうし、センスが磨かれる事もないと思いますが、ワークパンツを愛して行きたいと思います。

これを読んで少しでもワークパンツに興味を持ってくれる人がいたら嬉しいです。

ワークパンツ、いい買い物をしました。

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