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【読書記録】10年後後悔しないための自分の道の選び方 ボブ・トビン

慶應義塾大学で長年教鞭をとってきた著者が学生とのキャリア相談や自身の経験から、自分が幸せになる働き方をする、それを叶えるためにはどうすればいいのかを綴っている。

10年後後悔しないための自分の道の選び方 ボブ・トビン

先に本書で述べられているポイントは以下の通り。

  • できるだけ早く決断する

  • 今を楽しむ

  • 自信を持つ

  • 勇気を出す

  • 幸せでいようとする

まず、多くの自己啓発本やビジネス本で見かける言葉だが、本書でも即断即決の重要性に触れている。

決断は早ければ早いほどいいものです。まず複数の選択肢を洗い出し、プラス面とマイナス面、メリットとデメリットを比較検討し、ある時点でその選択肢を見返して、あなた自身で決断してください。

本書  p32

優柔不断により機会を逃すリスクがあり、即断できるのは自分の判断に自信を持っているからだと続けている。

自信があれば道は開かれ、自信がなければ道は閉ざされます。

本書 p51

即断即決が大事→そのためには、自分の決断に自信を持つことが大事→どうすれば自信が持てるのか、という流れで解説されていて、書いていることはもっともで他書でも多く書かれていることでもあると感じた。

ただ、慶應義塾大学の学生や卒業生とのキャリア相談の例を元に話を展開していくため、外資系の企業に勤めている人、海外の有名企業で働いている人、MBAを取得するか否か悩む人など例に挙げる人のレベルが高すぎて、私のような教養も大した職歴もない人間からすると、ドラマの世界のようで、話の内容を自分の中に落とし込み難がったことが残念な点だった。

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