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「なんでもいいよ」「おまかせします」が相手に失礼なわけ

あ〜外食に行きたい。

友人とわちゃわちゃ他愛もない話をしたい。

早くコロナがおさまって、気軽に外食ができる日がくるといいですね……。

「外食をしよう!」 というとき、みなさんはどちらかというと「誘う側」が多いですか? それとも「誘われる側」ですか? 

「誘う側」だったとき、相手からどんな返信がきたら、嬉しいでしょうか。そんなシチュエーションをちょっと考えてみました。

お誘いに対して、気遣いのある返信の仕方

さて、コロナもちょっと落ち着いて、久しぶりに友人との外食です。お店を決めたいので、「何が食べたい?」とみんなに質問をしてみました。

AさんとBさんから下記のような返信がきました。どちらが気遣いのある返信でしょうか。

Aさん:「お誘いありがとう!私はなんでもいいよ。みなさんの食べたいものでおまかせします」
Bさん:「お誘いありがとう!寒くなってきたから、温かいものが食べたいな。昨日は○○を食べたのでそれ以外でお願いします」

Aさんは自分より他人を優先して、あえて意見を言わないほうがいいのかなと思ったのでしょうか。しかし、「こういうのが食べたい」と主張してくれたBさんのほうがなんとなく「誘ってよかったな〜」って思いませんか?

意見を伝えた方が気遣いになる

Aさんは気を遣ったつもりでも「なんでもいい」「まかせます」という言葉によって、相手に考えることを放棄していると思われてしまいます。

たしかに私も家族に「夕飯なにが食べたい?」と聞いて、「なんでもいい」と言われるとカチンとくるときがあります。こっちは毎日献立考えとんじゃ〜! おのれも少しは考えろ〜! と思いますね。

完全に相手に委ねるのではなく、少しでも「一緒に考えよう」というスタンスを示していくと気遣いの気持ちが相手に伝わるのだそうです。

つまり意見を伝えたほうが相手への気遣いになります。

さて、なぜこんな「気遣い」の話をしたかというと、先日こんな本が弊社から刊行されました!

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気遣いが相手にとってありがたくないものになってしまったり、無礼になってしまったりする原因とパターン、対処法を教えます!

気遣いの「さじ加減」ってなかなか難しいと思いませんか?

「謝りすぎ」「お礼の言いすぎ」「謙遜しすぎ」「やってあげすぎ」など過剰な気遣いについてもよくわかります!

「やばい、私これやっちゃってるかも(゚o゚」なんて考えさせられることも多く、ほんとうに読んでよかった1冊です。

ぜひよかったら、お近くの書店などでお手にとってみてください。

(メディア事業部・K)


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