紙のプリント配布をやめて、ロイロノートで情報共有! そのメリットとは?
近年、教育現場ではICT化が進み、授業での情報共有方法も大きく変化しています。従来の紙のプリント配布から、タブレットやスマートフォンなどの端末を使ってノートアプリ(ロイロノートなど)で共有するケースも増えています。
私もその一人。以前は授業で説明した内容や課題を紙のプリントで配っていましたが、最近ではノートアプリを活用するようにしています。そのメリットを実感したので、今回はその理由についてお話したいと思います。
生徒一人ひとりに確実に届けられる
紙のプリント配布の場合、欠席した生徒には後で配ることになります。しかし、その生徒がプリントを受け取っていないことに気づかず、授業内容を理解できていない可能性があります。
一方、ノートアプリであれば、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも授業内容を確認することができます。欠席した生徒も、すぐに追いつくことができます。
また、紙のプリントは紛失してしまうこともありますが、ノートアプリであればデータとして残るので安心です。
双方向のコミュニケーションが生まれる
ノートアプリは、単に情報を共有するだけでなく、生徒との双方向のコミュニケーションにも役立ちます。
例えば、生徒に質問や感想を書き込んでもらうことで、理解度を確認したり、意見交換したりすることができます。また、コメント機能を使って、生徒同士で交流することもできます。
紙のプリントではできなかった、より深い学びを実現することができます。
学習内容を整理しやすい
ノートアプリには、タグ付けや検索機能などの便利な機能が搭載されています。生徒は、授業中にメモした内容を後から簡単に整理することができます。
また、音声録音機能を使って、授業内容を音声で記録することもできます。聞き逃した部分を確認したり、復習したりするのに役立ちます。
紙のノートよりも、より効率的に学習を進めることができます。
環境にも優しい
紙のプリント配布は、大量の紙を使用するため、環境負荷が懸念されます。一方、ノートアプリであれば、紙を使わずに情報共有できるので、環境に優しいと言えます。
近年、SDGsへの関心が高まっている中、教育現場でも環境に配慮した取り組みが求められています。
まとめ
ノートアプリを活用することで、以下のようなメリットがあります。
生徒一人ひとりに確実に届けられる
双方向のコミュニケーションが生まれる
学習内容を整理しやすい
環境にも優しい
紙のプリント配布に比べて、多くの利点があると言えるでしょう。
もちろん、ノートアプリにもデメリットはあります。例えば、インターネット環境が必要なことや、端末の操作に慣れている必要があることなどが挙げられます。
しかし、これらのデメリットを克服すれば、ノートアプリは非常に便利なツールとなるでしょう。
ぜひ、皆さんもノートアプリを活用して、より効果的な授業を実現してみてはいかがでしょうか?
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