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お爺さん(74歳)の思い出、その7 読売ジャイアンツのV9

V9とは、読売ジャイアンツが1965(昭和40年)から1973(昭和48年)まで、9年間連続してプロ野球日本シリーズを制覇したことである。この期間をV9時代ともいう。

当時のオーダーは、
1番、センター柴田勲
2番、セカンド土井正三
3番、ファースト王貞治
4番、サード長嶋茂雄
5番、レフト高田繁
6番、ライト中々固定しなかった
7番、キャッチャー森昌彦
8番、ピッチャー
9番、ショート黒江逸修
が今でも鮮明に浮かんでくる。

 巨人の第3次黄金時代かつ、究極の栄光期とも称される。この時代の巨人は、川上哲治監督のもと、王貞治・長嶋茂雄の二人のスーパースター(いわゆるON砲)に加え、先に紹介した名選手や、堀内恒夫、高橋一三、 城之内邦雄といった、球史に名を残す投手が揃い、バッテリー、内野、外野と全てにおいて選手配置が適した、最強チームだった。
 このV9の時期はまた、日本の高度経済成長期とほぼ重なり、その終焉もオイルショックの終焉と同時期であった。このことから、時代を象徴する出来事の一つとしてかたられる。
1960年代前半からテレビ中継の普及とともに巨人は爆発的な人気を獲得し、「子供の好きなものといえば『巨人・大鵬・卵焼き」と言う言葉ができるなど、V9が始まる前に社会現象となっていた。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
V9のことは、続きがあります。

今後ともよろしくお願いします。

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