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58歳のITエンジニアの転職①

 私はIT系の企業に新卒から35年勤めていましたが、昨年定年まで2年というタイミングで転職しました。60歳になるといったん事業のラインから外れてサポート職になるということが、58歳になりなにか自分の中で現実として考えられるようになったことがキッカケです。
 子供がまだ大学受験を控えておりもうちょっと頑張らないといかんということが大きな理由ではありました。

 ですが、いったん転職について考えだすと「結構この会社での仕事はやり切ったなー」と思ったり、「若いころに転職したかったなあ」と思ったり。

 直近の数年間の仕事が時間的にかなりハードだったこともあり心が転職で傾いていき、妻とも相談していまの会社にいてもあと2年でサポート職になるんだから、転職してもなんとかなんじゃない?と背中を押してもらい、自分の上司にも転職活動しますねということを一応説明しておいて(上司私より若かったので、58歳くらいになると図々しくなりますね)、ダメもとでよくCMでやっている転職サイトに応募することにしました。

 今から考えるとこのときには結構すぐ決まる・決められるのではないか、希望条件には合わなくても内定はもらえるのではないかという甘い考えがあったように思います。

 履歴書や業務経歴書を書きだすと。。

 できれば65歳まで安定的に働けるということが第一優先事項として、いまの会社の年収 2年分(60歳まで)+サポート職年収 5年分(65歳まで)の年収合計を7年で割った平均をいったん希望給与としました。

 ここまではすんなり行きましたが(大学の卒業証書の大捜索などはありましたが笑)希望業種をサイトの入力欄から選択して入れるのですが、希望業種を入力するところでハタと手が止まってしまいます。
 私のキャリア前半はいわゆるシステム・エンジニアとしてお客様と仕事をしておりましたが、後半は会社内での事業をサポートするような仕事でした。

  選択肢:ITコンサルタントとか システムエンジニアとか

 そもそも転職して何をするのか? したいのか?

 よくよく考えてみれば新卒でエンジニア職で採用され、言われたプロジェクトを必死にこなし、ある程度経験を積んだところで会社から事業サポートの仕事への異動され、そこでも自分のできることをなんとかやってきたわけです。
 システムエンジニアという仕事は後から思えば自分には合っていたなと思うのですが、それはただ運が良かっただけで、そこには自分で選択した主体性というものがない。

 それに加えて、私としては自分の経験、とくに後半にやっていた事業サポートでのキャリアが自分ではかなり努力したところでありアピールできればしたいと思っていましたが、事業サポート(アライアンスとか、事業改革とか、新事業立ち上げ準備とかなんですが)って、なんかボンヤリしてますよね。
 結局なにをしたのか?的な。

 当然事業サポートといった求人は見つけられず。。まずは自分ができそうなITコンサルタントを軸にまずはじめることにしました。

 1回で書ききれませんでしたので、②に続いていきます。
 せっかくお読みいただいたのにすいません。

 最後までお読みいただきありがとうございます。

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